宝塚栄光教会のクリスマス
2023年も神様の豊かな祝福をいただいて、私たちは幸いなクリスマスを祝うことができました。
12月3日(日)から始まった待降節(神の御子の御降誕を待ち望む期間)では、それぞれの主日礼拝のメッセージにおいて、また祈祷会などの諸集会でも折にふれて、クリスマスに向けて、私たちがどのように心を備えていくべきかを教えていただきました。
教会では、クリスマスのために、早い段階から飾り付けなどの様々な準備を重ねていきましたが、何より心の準備こそが大切だと、日々、御言葉によって教えていただいたのは感謝なことでした。
12月23日(土)午後には、ベアンテ・ボーマン先生、ルリ子ボーマン先生ご夫妻をお迎えして、チェロコンサートが行われました。「マリアの子守歌」といったクリスマスキャロルや、「白鳥」のような馴染み深い曲も演奏されました。またシューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」という大曲では、チェロの魅力を存分に堪能することができました。宣教師でもあるボーマン先生によるメッセージでは、ずっと神様に導かれてきたというご自身の証しを通して、神様の大きな恵みを語っていただきました。コンサート終了後にいただいたアンケートでは、演奏やメッセージに涙が出ましたと書かれた方もいて、とても恵まれたコンサートなりました。
同日夜には、逆瀬川駅前でキャロリングが行われました。キャンドルランタンを片手に、皆でクリスマスキャロルを歌い、道行く方々に御子御降誕の歓びを、高らかにお伝えしました。小さなお子さんが足を止めてご両親と一緒に耳を傾けてくださり、拍手もいただいた時は本当に嬉しくなりました。
12月24日(日)午前には、クリスマス記念礼拝がもたれました。特別賛美「馬槽のかたえに」が献げられ、神様を心から讃えることが出来ますように、との祈りをもって備えてきた聖歌隊の歌声が会堂に豊かに響きました。
続いて「大きな喜びのおとずれ」と題して牧師先生よりメッセージをいただきました。
神の御子が栄光のお姿を捨てて人としてお産まれになり、粗末な飼葉桶に寝かされていたことは何より御心への従順のしるしであったことが語られました。そして私達も内にイエス様をいただいたならば、神様の御心に従順な歩みをする者となれること、これこそが大きな喜びであると、クリスマスの深い意味を教えていただきました。
同日午後には、キャンドルライトサービスがもたれました。照明が落とされ、それぞれの会衆席をキャンドルの暖かい火が照らしました。そして聖書朗読と賛美が交互に献げられ、御子の御降誕の物語が描き出されていきました。
「すべての人を照らすまことの光」と題した副牧師先生のメッセージでは、クリスマスは、イエス様が光としてこの世に来られたことを記念する日であることが語られ、その光に照らされ、従っていくなら、私たちをもイエス様の光をこの世に現わしていく者にしてくださるという、大きな希望まで語っていただきました。
クリスマス記念礼拝では会堂がいっぱいになるなど、多くの方が足を運んでくださいましたが、来場された未信者の方々にも、クリスマスが祝われる真の意味をお伝えすることができたと信じ、魂の救いのために祈っていきたいと思います。こうして、今年のクリスマスもこのように恵んでいただいたことを、神様に感謝します。