豊かな祝福の中で ~幼児・児童祝福式レポート~
11月21日(日)、年に一度のファミリー礼拝が持たれ、その中で幼児・児童祝福式が行われました。
昨年より教会では、新型コロナウイルス感染防止のため、礼拝をⅠ部とⅡ部に分けて行っていますが、祝福式も昨年同様、それぞれの礼拝で同じ形式で行われました。Ⅰ部・Ⅱ部合わせて、今年生まれた幼児から小学6年生の児童まで、18名の子どもたちが、またインターネットによる配信を介して3名の子どもたちが祝福を受けました。
礼拝では、副牧師先生によるメッセージの後、私たちが讃美歌「まもなくかなたの」を捧げる中、子どもたちが講壇の前へと進み出ていきました。今年は自然と手拍子も出て、会衆みなで喜びをもって子ども達を迎えました。講壇に立たれた牧師先生と向き合うと、いつもは元気一杯の子どもたちもこの時は、おとなしく控えていました。
コロナ禍以前であれば、牧師先生が一人一人に手を置いて祝福のお祈りをされていましたが、昨年に続き、感染防止のため牧師先生が前に並んだ子どもたちの名前を挙げて、手を広げてお祈りをするという形を取りました。制約のある中ですが、牧師先生がお祈りをされる中、私たちも心を合わせて、子どもたちの祝福を共にお祈りしました。
お祈りの後、牧師先生に促されて子どもたちが私たちの方を向いてくれました。コロナ禍の中でも、こうして元気に勢ぞろいしてくれた子どもたちを見て、神様の守りに感謝するとともに、これからの歩みにも、豊かな恵みが注がれるように、と願わずにはいられませんでした。
礼拝後には、子どもたちを囲んで、ご家族の方と談笑する姿や、記念撮影をする姿も見られました。今年は、信徒の方のお孫さんの参加も増えて、そのご両親が初めて礼拝へ参加されるという、とても感謝なこともありました。またファミリー礼拝のために一年振りに教会へと来られたお子さんもいて、その成長した姿を見せてくれました。あるお子さんは、母子室にいるときから、祝福式に出る気満々だったそうで、子どもたちも楽しみにしてくれているのかなと思うと嬉しくなりました。
子どもたちは、今年もプレゼントを受け取って笑顔で帰っていきました。今日、子どもたちの心の中に芽生えた良きものが、育っていきますように、そして、やがて神様に出会って救われますようにと、祈りつつ見送りました。
その日の副牧師先生によるメッセージでは、ルカの福音書18章より、「子どもたちを、わたしのところに来させなさい」とイエス様が語られたこと、そしてイエス様のもとに連れて行かれた者はみな祝福をいただいたことを語っていただきました。この御言葉のとおり、今年も神様が豊かな祝福を注いでくださったことを心より感謝し、いつも真実な神様の御名をほめたたえます。