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2020.12.27|レポート

宝塚栄光教会のクリスマス

2020年、コロナ禍の影響が続く中でしたが、神様が祝福してくださり、今年もクリスマスを祝うことができました。

待降節(神の御子の御降誕を待ち望む期間)に入ると、教会の外にはイルミネーションが飾られ、また教会の中には、クリスマスのパネルやツリーが飾られ、イエス様の御降誕を祝う準備が整えられました。

待降節のそれぞれの礼拝で語られたメッセージでは、神様の御心に従い、仕える者となってこの世に来られたイエス様の謙遜のお姿を語っていただき、何より私たちの魂が整えられて、イエス様の来臨を待ち望むべきことを教えていただきました。

そして12月20日、いよいよクリスマス記念礼拝を迎え、その中で、聖歌隊による特別賛美「天には栄え」が捧げられました。新型コロナウイルスに配慮した特製の合唱用マスクを着用し、また会衆とは距離を保つという例年とは異なったスタイルですが、神の御子の御降誕を喜び讃える歌が、今年も変わることなく会堂に響き渡りました。

そして「世に現わされた最高の愛」と題された牧師先生のメッセージでは、神様が私たちを最高の愛をもって愛して下さり、そのひとり子イエス様をも与えて下さったことが語られ、クリスマスの意味を改めて教えていただきました。

24日にはベアンテ・ボーマン先生、ルリ子ボーマン先生ご夫妻をお迎えして、チェロコンサートが行われました。ここでも新型コロナの影響で、無観客・ライブ配信という形となりましたが、モニターを通してであっても、お二人の素晴らしい演奏と、ボーマン先生のお人柄そのもののように温かく、また希望に満ちたメッセージは、変わることなく伝わってきました。フィナーレは「アメージング・グレース」。例年は「ハレルヤ」と「アーメン」だけの簡単な歌詞をつけて、会衆みなで賛美するのですが、今回は無観客のため、ボーマン先生が、それぞれの場所で、心の中でも良いので歌って下さいと呼びかけられました。会衆はいなくても、モニター越しに聴く演奏に合わせて、確かに多くの歌声が聞こえてくるようで、胸が熱くなりました。

3階ホールでは、大きなスクリーンとスピーカーがセットされ、豊かな臨場感の中でともにライブ配信を視聴することができました。

今年はコロナ禍の中にあって、例年行われていたキャロリングやキャンドルライトサービスを行うことはできませんでしたが、神様はライブ配信という新しい道を拓いてくださいました。どのような状況であっても、神様がその中に働いてくださり、視聴されたそれぞれの家庭に祝福が届いたと信じます。

今年もこうしてクリスマスを共に祝うことが出来た幸いを神様に感謝します。そして厳しい状況の今こそ、希望に満ちた福音が多くの方々に伝わっていくようにと、なお祈っていきたいと思います。