あふれる恵み ~いちご狩りレポート~
5月12日(日)、私たち教会の年に一度の楽しい行事、イチゴ狩りが行われました。礼拝を終え、教会ホールで持参の軽食をいただいた後、お祈りをしてから、総勢72名が19台もの車を連ねて教会を出発しました。
5月の陽光の中、快適な新緑のドライブを楽しむうちに、ほどなく三田市のながしお農場に無事到着しました。昨年もお世話になったこちらの農場は、大きなハウスの中でイチゴが高設栽培されており、快適にいちご狩りを楽しむことができます。
スタッフの方から、イチゴの摘み方など簡単なレクチャーを受けたら、いざハウスへと向かいます。ハウスの中には真っ赤なイチゴがたわわに実っていて、子どもも大人もワクワクする瞬間です。まずは大きくて赤いイチゴに狙いをつけて、さっそく頂くと、みずみずしい甘さが口いっぱいに広がりました。毎年参加していても、最初にいただく一粒の美味しさは感動ものです!どんな高級なお店で買うイチゴでも、農場でいただく摘み立てにはかないません。自然とハウスのあちらこちらで笑みがこぼれました。
今年は「章姫」と「紅ほっぺ」という二つの品種を頂くことができました。どちらが美味しいかは、人によってそれぞれで、お味は甲乙つけがたかったようです。
たくさん実った中から美味しそうな粒を選ぶのも楽しみの一つです。形や大きさを見比べてじっくり選ぶ人もいれば、豪快に大きな粒を摘んでは食べ、摘んでは食べの方もいます。中には、「葉っぱの陰に隠れている、大きくてきれいな粒を見つけたときが嬉しい!」というこだわりの方もいて、みなさん思い思いに楽しんでおられました。
今年の最年少の1歳児も、車椅子で参加された最高齢93歳の方も、大きな粒を頬張って、美味しいイチゴをしっかり楽しんでいる様子でした。所定の30分は短いようにも思えましたが、終わる頃には皆さんお腹いっぱいの様子です。「もうやめたいのに美味しそうな粒を見ると、また手が伸びてしまう」という嬉しい悲鳴も聞こえてきました。子ども達からは、「デブになっちゃったー!」、「晩ごはんいらな~い!」といった声も飛び出して、楽しい笑いが起きていました。
今年のイチゴ狩りも多くの家族の方が参加して下さり、中には東京から出張の合間を縫って礼拝から駆けつけて下さった方もいて、本当に感謝でした。またイチゴ狩りは初めてという方が、「今まで食べた中で一番おいしいイチゴだった」と言われるのを聞いて、とても嬉しくなりました。
この5月の陽光のように、私たちの上に神様の豊かな祝福が注がれている、そう思わずにはいられない恵まれた一日となりました。準備のために労して下さった方、参加して下さったすべての方、そしていつも変わらぬ恵みを与えてくださる神様に、心から感謝をお捧げします。