みんなでつくった楽しき集い ~運動会レポート~
10月21日(日)の礼拝後、爽やかな秋晴れのもと、私たちの教会の13回目となる運動会が行われました。見学の方も含めて79名もの方々が参加して下さいました。
玉入れやパン食い競争といった全員参加の定番競技では、教会の運動会らしく幼児からお年寄りまで、まさに老若男女の皆さんが共に笑顔で参加して下さいました。見学の方も応援グッズを手に熱い声援を送って下さり、勝ったときはもちろん心から喜び合い、負けても笑顔で相手を称えました。
恒例の仮装大会では「福音を伝えた人々」というテーマを設定し、ノア、モーセ、洗礼者ヨハネ、ルツが登場しました。司会者が一人ずつインタビュー形式で質問をし、軽妙なやりとりに皆さんから楽しい歓声が起こりました。また子供たちからは「どうして昔の人が眼鏡をしているの?」といった鋭い質問が次々と飛び出し、さしもの司会者もこれにはたじたじとなる一幕もありました。それでも最後はそれぞれの人物が、テーマ通りに聖書の御言葉を思いを込めて語り、締めくくってくれました。
続いて、「マイムマイム」を仮装大会の4人と皆さんが一緒になって踊るのですが、イスラエルの人々が踊り歌いながら、神様への感謝と喜びを表した「マイム・マイム」ですが、聖書の人物を交えて踊るその光景は、いにしえのイスラエルもかくや、としばし思わせるものでした。
終盤は運動会の華とも言えるリレーと綱引きが行われました。リレーでは子供も大人も本気でひたむきに走る姿に大きな声援が送られます。綱引きには多くの方が参加して下さり、最後の最後まで勝敗が分からない大熱戦となりました。
こうして祝福のうちにすべてのプログラムを終えることが出来、皆さんが口々に楽しかったと言って下さったのは本当に感謝なことでした。
当日までに5回開かれた実行委員会では、毎回まず聖書の御言葉を開いて頂き、祈りをもって進める中、今回は御言葉をひとつのテーマに据えようという方針が示されました。こうして、参加して下さる皆さんに聖書をより知って頂くきっかけなることを願い、お配りするプログラムには、競技の内容にちなんだ御言葉をそれぞれ記し、また仮装大会の案も練られていきました。
今年も様々な準備から、当日の設営、また後片付けに至るまで、多くの方々が、進んで、また喜びをもって協力して下さいました。こうして良き一致をもって運動会の運営にあたることが出来たのは大きな恵みでした。
このように、みんなで作った私たちの集会において、お誘いして参加して下さった方をはじめ、集われた方々に、良きものを受け取って頂けたと信じます。
今回参加して下さったすべての方に、そして祈りに応えてくださる神様に心からの感謝をお捧げします。(S.Y)