「神様に探し出していただいて」佃 朱美
- 聞き手:今回登場していただくのは、昨年秋に洗礼を受けられた佃 朱美さんです。佃さんは、どういうきっかけで教会に来られるようになったのですか。
- 佃姉:私の友人が宝塚栄光教会のメンバーで、以前、彼女から誘われて何度か礼拝やコンサートに出席しましたが、しばらくして行かなくなりました。けれども、また昨年5月ごろから礼拝に通わせていただくようになりました。
- 聞き手:神様が導いてくださったのですね。
- 佃姉:ほんとうにその通りだと思います。
- 聞き手:ところで佃さんは何か得意なことはありますか。
- 佃姉:そうですね…。音楽が好きで、教会での聖歌隊に入って、心いっぱい歌わせていただいています。神様に喜んでいただける賛美がささげられたらと願っています。
- 聞き手:はい、応援しています。では、お証しをお願いします。
神様に探し出していただいて
気になりつつも、ずっと足が遠のいていた教会でしたが、急に予定がキャンセルになり、日曜の午前中時間が出来たので、久しぶりに礼拝に出席したのが、昨年5月第3週でした。
この栄光教会は、いろいろなご縁もあり、もうずいぶん前から礼拝やチャペルコンサートに時々来ていましたが、最近はなかなか来られませんでした。今から思えば、その時はまだそんなに深刻に救いを求めていたわけでもなく、それからしばらくは普通に礼拝に来ては賛美をし、メッセージを聞き、そして帰るという日々でしたが、そのうちに、どうしても対人関係などで行き詰ることが起き、とても苦しい状態になりました。
そして、牧師先生に聖書の学びを進めていただくうちに、それは全て自分自身の罪のためであることが分かりました。私は、導かれるままに罪を悔い改め、その罪はキリストの十字架の血によって贖われたと信じました。そして、私は罪から救われたと確信しました。
あの時、教会に行こうと思わなければ、み言葉との出会いもなく、罪にも気づかず、滅びのままの私であったのでしょう。偶然ではなく、神様が私を探し出し、見つけて、背中を押してくださったのだと、感謝でいっぱいです。
「恐れるな、わたしはあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。」心がくじけそうになる時、いつもこの聖句を思い出し、神様がそばにいてくださることを感じます。
教会との出会いから約40年。本当に長い道のりでしたが、やっとやっと時が来て、これからは神様の御手に委ね、十字架を仰いでいきます。