共にいてくださる主
マタイ28:20
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか。
私たちの主イエス・キリストは、十字架で死なれ、三日目によみがえられたあと、40日間にわたって、度々弟子たちに現れ、彼らを励まされ、その後、彼らの見ている前で、天に昇っていかれました。その時、キリストが言われ御言葉がこれです。「見よ。わたしは世の終りまで、いつもあなたがたとともにいます。」これは、新約聖書のマタイの福音書28章20節の御言葉です。弟子たちは、この御言葉で、どれほど慰められたことでしょう。
私たちは、ちょっとしたことで不安になり、あれこれと気を遣います。そしてストレスがたまって、心身に変調をきたしたりします。時には、誰も味方してくれないように思い、孤独感に打ちひしがれたりもします。しかし、そんなとき、キリストは、優しく「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」と言われるのです。小さな子どもは、どんなに大勢の人混みの中にいる時でも、親と一緒にいるという安心感があるなら、平気です。でも、親を見失うと、もう不安で仕方がありません。キリストは、私たちを決してひとりぼっちにはされません。私たちと共にいてくださり、贖いの恵みをもって私たちを守り導いてくださいます。
贖いの恵みとは何でしょうか。それは、キリストが私たちに与えてくださる救いのことです。私たちは、みな、罪のために滅びゆく者です。そんな私たちのために、キリストは十字架にかかって死なれました。そして、死んでおしまいになったのではなく、三日目に墓の中からよみがえられたのです。私たちは、この十字架と復活のキリストによって、罪の縄目から解放され、死の恐れから解き放たれます。キリストは、この救いをいただいた者と、世の終わりまで共にいてくださるのです。
新年度を迎えたと思ったら、早くも1ヶ月になります。この年度はどんな一年になるでしょうか。これから先、どんな将来が開かれていくでしょうか。良いことばかりがあるわけではないでしょう。つらいことや苦しいことがあるかもしれません。しかし、神様はあなたと共にいてくださいます。ぜひキリストの救いをいただかれて、常に共にいてくださる主から、豊かな恵みをいただいてください。
教会では、毎週日曜日、午前10時半から行っています。どなたでもお気軽にお越しください。