立ち上がらせてくださる主
詩篇４１：１０
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
8月が終わり、9月が始まっていきますが、今年も各地で台風などの被害が相次いでいます。被害に遭われた方々に、神様の豊かな慰めと回復の力が注がれますよう、心からお祈りいたします。
さて、教会では毎年、9月最初の日曜日を振起日と呼び、その日の礼拝を振起日礼拝と名付けています。「振起」とは、「振り回す」の「振る」という字と、「起きる」という字を書いて、奮い立つという意味の言葉を使います。この礼拝から一年の後半が始まるぞと、奮い立っていく意味で、このような名前をつけているのです。ただし、奮い立つといっても、自分たちの意気込みや気合いで立ち上がっていくということではありません。立ち上がらせてくださるのは神様だという信仰を土台としています。
聖書にこう書かれている箇所があります、「主よ。あなたは私をあわれみ 立ち上がらせてください」。ここにある通り、私たちを立ち上がらせてくださるのは神様です。たとえ私たちが弱っていたり、疲れていたりしているときであっても、私たちが神様に助けを求めて祈るとき、神様は私たちを助け、立ち上がらせてくださいます。
しかし、弱さや疲れだけでなく、もっと深いところで私たちを立ち上がれないようにしているものがあります。罪です。罪のために、私たちは神様から遠く離れ、魂が立ち上がれないまま、滅びていく存在でした。そんな私たちが滅びるのを、神様は惜しんでくださり、ひとり子イエス・キリストを私たちのもとに遣わしてくださいました。キリストが十字架にかかって死に、よみがえってくださったことによって、私たちに救いの道が開かれました。キリストの十字架と復活を信じる者は、どんな罪も赦され、滅びからの救いをいただくことができます。この救いは、真の意味で、私たちの心を立ち上がらせてくれます。どんな困難や試練がやってきても、神様を信じる信仰によって前へ強く進んでいくことができます。
私たちを立ち上がらせてくださるのは、主です。あなたもキリストの救いをいただいて、主によって立ち上がらせていただく者となりましょう。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。