主を待ち望む者
イザヤ40:31
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
7月に入りました。今年の夏は、暑さが厳しくなると言われていますが、既に各地で気温が上がり、熱中症で病院に搬送される方が後を絶たないと報道されています。私たちも気をつけて過ごしたいと思います。
さて、夏は心身ともに疲れやすい季節です。疲れとは、体や心が発するSOSなのだという話を聞いたことがあります。このSOSをちゃんとキャッチして、疲れを癒し、回復するように心がける必要があるのだそうです。
でも、どんなに体や心が発するSOSをキャッチし、疲れを癒しても、もっと深い部分のSOSが見過ごしにされていては、本当の意味での回復はありません。たとえ、趣味に没頭したり、エクササイズしたり、旅行に出かけても、たとえ、友人と集まってワイワイ騒いだり、飲みに行って愚痴を聞いてもらっても、たとえ、休日にしっかり睡眠をとっても、根本の部分では虚しさ、欠乏、不安が残っていることに気がつきませんか。これが、魂の疲れです。魂からのSOSです。
この魂の疲れに回復を与えることができるのは、神様お一人です。聖書にこう書かれています、「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。 走っても力衰えず、歩いても疲れない」。「主を待ち望む者」とあります。神様を信じ、神様に全信頼を寄せる人のことです。そのような人は、神様によって魂の疲れからの回復と新しい力を与えていただくことができます。私たちの魂を疲れさせる原因は、罪です。私たちは、罪のために神様から離れ、そのままでは滅びる存在でした。魂がへとへとに疲れ果て、からからに干からびているにも関わらず、そのことに気が付かず、最後は魂が永遠の滅びへと落ちてしまう者だったのです。しかし、私たちが滅びるのを惜しんでくださった神様は、ひとり子イエス・キリストを私たちのもとに遣わしてくださいました。キリストが十字架にかかって死に、死からよみがえってくださったことによって、私たちに救いの道が開かれたのです。誰でも自分の罪を悔い改め、十字架を信じるなら、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。救われた者は、疲れ果てた魂を回復され、生き生きと希望と平安に満ちた歩みを始めることができます。神様を信じて、神様に全信頼を寄せて生きるからです。この信仰によって生きる者は、神様からいつも新しい力を与えていただき、走っても力衰えない、歩いても疲れない生涯を送ることができます。
あなたの魂は疲れていませんか。神様のもとに来て、キリストの救いをいただき、魂の回復を与えていただきましょう。そして、主を待ち望む者として、新しい力に満たされて歩んでいきましょう。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。