価なしに
ローマ３：２４
こんにちは、ご機嫌いかがですか。
明日からの一週間は、受難週です。イエス・キリストが十字架の苦しみを受けられたことを深く思う一週間です。明日の日曜日は、「棕櫚の主日」と言って、イエス様がロバの子に乗って、エルサレムに入って行かれたことを記念する日。その週の木曜日の夜にイエス様は捕らえられ、裁きを受けられ、翌日の金曜日に十字架につけられました。
なぜイエス様は十字架の苦しみを受けられたのでしょうか。それは、私たちの罪のためです。天地を創造されたまことの神様を知らず、いや知ろうともせず、神様に背を向けて、自分勝手に生きてきた、その罪のために、私たちは滅びなければならない者でした。しかし、私たちを愛してくださった神様は、私たちが滅びるのを忍びないと思われ、罪と滅びから私たちを救うために、ご自分の独り子イエス様をこの世に送り、十字架におつけになったのです。
この神様の愛を知り、罪を悔い改めて、イエス様の十字架が自分のためだったと信じるなら、どんな人でも、罪が赦され、救われます。何か特別な事をしなければ罪が赦されないのではありません。一生懸命努力をしなければ救われないのではありません。イエス様の十字架を信じるだけでいいのです。新約聖書のローマ人への手紙３章２４節にこうあります。「神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。」
「価なしに」とは、無償で、ただで、何の代償も求められずということです。「義と認められる」とは、罪が赦されて、神様に“それで良い”と言って受け入れられるということです。
“ただで、そのままで…そんな虫のいい話があるか”と思われますか。そうです。虫のいい話なのです。ただし、神様の側では大きな犠牲が払われていました。「キリスト・イエスによる贖いを通して」とあります。それがイエス様の十字架なのです。罪なき神の子イエス様が、私たちの罪のために、身代わりとなって十字架にかかってくださったのです。その結果、救いが私たちに無償で提供されているのです。「価なしに」なんとありがたい恵みでしょうか。
ただで、功なくして、私たちが神様に受け入れていただける。これがグッド・ニュース、うれしい知らせなのです。あなたも、ぜひ、このグッド・ニュースを受け取られ、神様の祝福の中にお入りになりませんか。
教会では、毎週日曜日、午前１０時半より礼拝を行っています。どなたでもお気軽にお越しください。あなたをお待ちしています。