希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2024.01.20

確かで真実な方

ヨハネ黙示録19:11

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。

 能登半島の被災地では、今も救援活動・救助活動が続けられています。被災された方々に神様の豊かな慰めと励ましがありますよう心からお祈りしています。

 被災された方たちや救援に関わる方たちに向かって、再三呼びかけられていることの一つに、デマ情報に注意するようにというものがあります。誰かが瓦礫の中に取り残されている、救援物資が必要だ、あるいは、提供できる、という旨の虚偽の情報のことです。先に起こった熊本地震のときも、新型コロナウイルスで世間が大変だったときもそうでした。いや、大変なときに特に注意喚起されるというだけであって、実はデマ情報は普段から溢れていると言われます。

 なぜ人は、人を騙すのでしょうか。なぜ人は嘘をつくのでしょうか。なぜ人は不真実なのでしょうか。答えは、心に罪があるからです。私たちは、罪のために神様から遠く離れ、その罪のために真実に生きることができず、その罪のために滅びてしまう存在です。しかし、そんな私たちの罪を解決してくださる方がおられます。キリストです。聖書にこう書かれています、「また私は、天が開かれているのを見た。すると見よ、白い馬がいた。それに乗っている方は『確かで真実な方』と呼ばれ、義をもってさばき、戦いをされる」。これは、使徒ヨハネが神様から見せていただいた幻の一節です。白い馬に乗った方とは、キリストです。キリストは、「確かで真実な方」として、神様から遣わされて私たちのところに来てくださいました。不真実極まりない私たちの只中で、真実をもって歩むため、十字架にかかって死んで、よみがえるためです。ご自分の十字架と復活によって、私たちの罪の問題を解決し、私たちを真実な者とするためです。誰でも自分の罪を悔い改め、十字架を信じるなら、罪を赦され、滅びからの救いをいただくことができます。救われた者は、真実なキリストを信じる者として、自らも真実に歩んでいきます。キリストいう「確かで真実な方」と共に、確信をもって、また平安をもって生きていくのです。

 私たちの周りには、”真実そうなもの”や”真実に見えるもの”がたくさんあります。しかし、そうしたものは”真実”ではありませんから、必ず裏があったり、メッキが剥がれたり、限界があったりします。人の心が罪のために真実でないのですから、仕方ないでしょう。でも、キリストは「確かで真実な方」です。もしあなたが、人の不真実に裏切られ傷ついておられるなら、あるいは、自らの不真実に苦しんでおられるなら、ぜひキリストのもとに来てください。そして、真実なキリストの救いをいただいて、真実な者として歩む人生を始めていただきたいと心から願います。

 教会では、あなたのお越しを心からお待ちしています。

 

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