高価で尊いあなた
イザヤ４３：４
こんにちは、ご機嫌いかがですか。
聖書は神様からのラブレターだと言われます。聖書をひもとけば、神様がどれほど私たちを愛していてくださるかがよくわかります。旧約聖書のイザヤ書４３章４節にはこう書かれています。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
これは、多くの人が好む御言葉です。この御言葉によって、どれほどたくさんの人が慰められ、励まされたことでしょう。しかし、ただ心地よい御言葉だというだけではありません。そこには、神様の犠牲が払われているのです。
私たちは、もともと神様から高価で尊いと言っていただける、値打ちのある者だったのでしょうか。いいえ。私たちは、神様に背き、罪を愛していた滅びゆく者、罪を罪とも思わないで、平気で神様のみ心を踏みにじっていた者です。それでは、いったい神様はなぜ、私たちを高価で尊いと言ってくださるのでしょうか。
それは、私たちの側に取り柄があったり、功績があったりしたからではなく、神の子のイエス・キリストが、十字架で血を流して死んでくださったからです。罪のない神の御子キリストは、私たちが罪のために受けなければならなかった罰を、私たちに代わって受けてくださって、十字架で死なれました。私たちが、自分の罪を悔い改め、キリストの十字架が自分のためだったと信じれば、誰でもどんな罪でも赦され、救われます。
この救いをいただいた者を、神様は高価で尊いと認め、宝のように扱ってくださるのです。たとい私たちが貧しくても、学問がなくても、また失敗の多い者であっても構わないのです。キリストを信じて救われたかどうかだけが、基準なのです。
あなたも、神様から高価で尊いとみなされます。“私なんか、誰からも愛されていない”とか、“私なんかいてもいなくてもいいんだ”などと悲観する必要は全くないのです。キリストを信じましょう。十字架を信じて、罪からの救いをいただきましょう。
教会では、１０月２９日（日）午後３時より、工藤篤子賛美コンサートを開きます。工藤さんの地中海ソプラノと言われる深く明るい歌声と、野田常喜さんの流れるようなピアノの音色をお聞きください。入場無料です。あなたのおいでを心からお待ちしています。