罪の問題の解決
ヨハネ3:16
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
先日の9月11日は、アメリカ同時多発テロ事件の日でした。22年前の2001年、イスラム過激派テロ組織アルカイダによるテロ事件が、アメリカのワールドトレードセンターとペンタゴンにおいて発生し、日本人24人を含む2,977人の尊い命が失われ、25,000人以上の方が負傷しました。この事件によって倒壊したワールドトレードセンターの跡地には9.11メモリアルが建てられており、毎年この日には追悼記念式典が開かれ、犠牲者の方たちの名前が読み上げられ、遺族や関係者たちと共に事件を偲ぶときが持たれています。
22年前、私は大学生でした。アルバイトから帰宅すると、テレビに臨時ニュースが流れており、現地のリポーターが黒煙を上げるワールドトレードセンターを背に、飛行機が1機ビルに衝突したようだと伝えていました。固唾を飲んで見ていると、突然、喋っているリポーターの後ろを、もう1機飛行機が飛んできてビルに衝突し、別の黒煙が吹き上がったのです。血の気が引きました。目の前でとんでもなく恐ろしいことが起こっているのだとわかりました。まだ社会経験もなく、気楽な大学生生活を送っていた私にとって、人の心が悪に走り、悲劇を生む瞬間をリアルタイムで目撃した初めての経験でした。
なぜ、人の心は悪に走るのか。聖書はその答えをはっきりと示しています。心に罪があるからです。人は、神様によって創造されました。正しいことを神様によって教えていただき、正しく生きることのできる存在でした。しかし、罪が入り、私たちは神様から遠く離れてしまいました。私たちは罪の中に落ち、神様を見失い、何が正しいことなのかがわからなくなってしまったのです。その行き着く先は、滅びです。ところが、神様は、私たちが滅びるのを惜しんでくださり、ひとり子キリストを私たちに与えてくださいました。キリストが十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえってくださったことによって、私たちに神様の救いの道が開かれました。自分の罪を悔い改め、十字架と復活を信じる者は誰でも、その罪を赦され、滅びからの救いをいただくことができます。
聖書にこう書かれています、「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」。テロを起こすほどではなくても、誰かを憎んだり、誰かを愛せなかったり、誰かのことを”あんな奴、いなくなればいいのに”と思うなら、それは罪です。この意味において、罪の問題を抱えない人は誰もいません。でも、キリストは私たちの罪の問題を解決してくださいます。キリストを信じるならば、この救いをいただくことができます。
あなたは罪の問題の解決をいただいていますか。まだでしたら、ぜひキリストのもとにおいでください。そして、キリストの救いをいただいてください。
教会では9月24日(日)午後3時より、田中恵子さんをお迎えして、「田中恵子トーク・コンサート」を開きます。お気軽にご参加ください。心からお待ちしています。