希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2022.09.03

キリストという道

ヨハネ14:6

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。

5年ほど前、自転車で淡路島一周に挑戦したときのことです。途中で力尽きてしまい、ショートカットをしようとしたところ、道を選び間違え、山道を辿る羽目になってしまいました。砂利道をひたすら自転車を押しながら歩くこと2時間、ショートカットをしなかったほうが早かったのだと気がつき始めたちょうどその時、舗装された道が開け、山道を脱出することができました。その時ほど、道がつながっていてよかったと、道のありがたみを感じたことはありませんでした。

道は、どこかにつながっているから価値があるものです。道と道がつながり合って、場所がつながり、人がそれを使うことができます。聖書の時代は、ローマ帝国が地中海世界を支配していました。ローマが力を注いだ道路網は、「全ての道はローマに通ずる」と言われ、繁栄の象徴とされました。彼らは、道の持つ有用性、道をつなげることが国家を強くすることになると知っていたのです。

聖書にこのような言葉があります、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません」。イエス・キリストが語られた言葉です。キリストは、道としてこの地上に来てくださいました。キリストという道はどこにつながっているのでしょうか。真理といのちです。さらに、父のみもと、つまり、神様がおられるところにつながる道です。私たちは、本来、神様によって創造され、神様の祝福の中を生きる存在でした。神様のおられるところで生き生きと生きていました。ところが、罪が私たちの中に入り込み、私たちは神様から遠く離れてしまいました。神様の祝福は失われ、生き生きと生きるどころか、罪のために定められた、滅びにつながる絶望と悲惨の道を、とぼとぼと歩む者となってしまったのです。しかし、神様は私たちが滅びるのを惜しんでくださり、ひとり子キリストを私たちのところに遣わしてくださいました。キリストは、十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえってくださいました。このキリストの十字架とよみがえりこそ、新しい道、真理といのちを与え、神様のもとにもう一度つながる救いの道です。自分の罪を悔い改め、キリストを信じる者は誰であっても、罪の赦しと滅びからの救いをいただき、この道に踏み出すことができます。もう絶望と悲惨の道をとぼとぼと歩むのではなく、希望と喜びの道を生き生きと歩んでいく生き方に変わります。

あなたの歩む道はどこにつながっているでしょうか。あなたにもぜひ、キリストいう救いの道を歩み始めていただきたいと切に願います。

教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日9時半からと11時から、礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。

 

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