わたしだ。恐れることはない
マタイ１４：２７
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
新型コロナウイルスの感染者数が、またしても急増してきています。このメッセージをお聞きの皆様は、いかがでしょうか。どうぞ、皆様の上に神様の助けと守りがありますように、また、このことのために苦しみや痛みを覚え、不安を抱えておられる方々の上に、神様の癒しと慰めと励ましがありますようにと、心からお祈りいたします。
さて、私たちの人生には、絶望の淵に直面するときがあります。そのようなときに、誰かが傍に来て支えてくれたら、どれほど安心するでしょうか。聖書にこのような記事があります。弟子たちが、イエス様を岸に残し、舟で湖を渡ろうとしたときがありました。弟子たちの大半は元漁師でしたから、楽勝のはずでした。ところが、突然、天気が崩れ、湖は大荒れになりました。たちまち舟は、風と波のために立ち往生してしまいました。弟子たちは必死になって漕ぎますが、全く歯が立ちません。精も根も尽き果てたそのとき、湖の上を歩いて近づいてくる人影が彼らの目に飛び込みました。彼らは、とっさに幽霊だと叫び、パニックになりました。しかし、その人影とは、イエス様だったのです。イエス様は、彼らに声をかけられました、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」。そして、舟に乗り込まれると、あれほど吹き荒れていた風が収まり、舟は無事に向こう岸に到着しました。
イエス様は、私たちにも「わたしだ。恐れることはない」と声をかけてくださいます。私たちが立ち往生して行き詰まるとき、すぐ傍に来てくださるお方です。でも、それだけではありません。イエス様は私たちの舟に乗り込んでくださいます。どういうことでしょうか。私たちは、まさに嵐の中を漂う舟、確実に沈没してしまう存在でした。しかし、イエス様の十字架と復活によって、私たちに罪の滅びからの救いの道が開かれました。私たちは自分の罪を悔い改め、イエス様の十字架と復活を信じるならば、罪の赦しと滅びからの救いを与えていただくことができます。イエス様が私たちの只中に乗り込んでくださり、罪と滅びという嵐を静め、私たちに救いの平安を与えてくださるのです。
「わたしだ。恐れることはない」。ぜひあなたも、このイエス様の声を聞き、イエス様の救いを受け取りませんか。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日９時半からと１１時から、礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。