キリストが土台
Ⅰコリント3:10,11
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
先日15日、南太平洋のトンガ諸島で、大規模な海底火山の噴火が起こりました。ユニセフの報告によれば、人口の84%の人が、噴火と津波による被害を受けたと言われています。また、続く17日は、阪神淡路大震災が起こって27年目の日でした。兵庫県の淡路島北部沖を震源として、マグニチュード7.3の大地震が起こり、神戸を始めとする近畿地方一帯を壊滅状態に陥れました。
このように、自然の猛威の前に私たちは無力です。どれだけ万全を期していても、想定外の出来事によって甚大な被害に遭うのです。はかない人間の力を土台にして、どんなに立派なものを築いても、必ず崩れます。建物の話だけではありません。私たちも、人間が土台である限り、いつどんなことで崩れてしまうかわかりません。
聖書にこう書かれています、「私は、自分に与えられた神の恵みによって、賢い建築家のように土台を据えました。…その土台とはイエス・キリストです」。使徒パウロが語った言葉です。パウロは、当初クリスチャンを迫害する者でした。人間の土台、自分の努力と信念という土台を必死に守り、自分とは全く相容れず、イエス・キリストを信じる信仰を貫くクリスチャンたちを憎んでいました。しかし、復活のキリストに出会い、彼は変わります。これまで憎んでいたキリストを、今度は自分が信じる者になるという大転換、言わば、土台の据え直しでした。人間の土台ではなく、キリストという新しい土台が据えられたのです。
キリストは私たちの土台になってくださいます。キリストは、神様から遣わされて地上に来られ、十字架にかかって死に、死からよみがえってくださいました。キリストの十字架と復活は、私たちが滅びから救われるために、神様が与えてくださった道でした。私たちはキリストの十字架と復活を信じることによって、罪を赦していただき、キリストによる救いをいただくことができます。キリストの救いをいただいた者は、キリストを土台として生きていきます。どんなことが起こっても、潰れません。”イエス様を信じているから大丈夫”と断言して、キリストを土台に据えた信仰によって進んでいくことができます。
あなたは何を土台にしていますか。キリストを土台にして生きていきませんか。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日9時半からと11時から、礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。