実を結ぶ者
ヨハネ１５：５
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
先日、教会で育てているぶどうの収穫がありました。世間は不安定な気候の影響でどの果物も不作だと言われている中、３つの大きなボールに山盛りの豊作でした。収穫に至るまで、教会の園芸係が一生懸命世話をするのですが、それはそれは大変な労力を要するのだと思いました。実がつくまでは、枝や葉を剪定し、実がついて大きくなってくると、虫がつかないように薬をまき、カラスよけの網をはり…。大切に、大切に、愛情を注いで育てているのがよくわかります。
聖書にも、ぶどうの木が例えに用いられている箇所があります。イエス・キリストがこう語られました、「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます」。枝は、木につながって初めて、実を結ぶことができます。木から養分を供給してもらうからです。木から離れてしまっては、実を結ばないどころか、たちまち枯れてしまいます。キリストと私たちの関係も同じです。私たちもキリストにつながっているならば、実を結ぶことができます。実とは何でしょうか。聖書の別の箇所には、「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」だと書かれています。これらの実は、キリストにつながらなければ、真の意味で結ぶことができません。キリストにつながるとはどういうことでしょうか。それは、キリストの救いに与るということです。私たちは罪のために、滅びゆく存在です。実を結ぶことはおろか、枯れて、朽ち果ててしまう存在です。しかし、キリストが神様から遣わされ、私たちのところに来てくださり、十字架と復活による救いを成し遂げてくださいました。キリストの十字架と復活を信じる者は、罪を赦していただき、滅びからの救いをいただくことができます。この救いをいただいた者は、キリストにつながっている者、豊かな実を結ぶ者となることができます。あなたもキリストにつながって、実を結ぶ者になりませんか。
教会では、10月31日（日）午後3時より、第12回工藤篤子賛美コンサートを無観客で開催します。ライブ配信をしますので、教会のホームページよりご覧ください。