光の道を歩む者
ヨハネ8:12
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
小学6年生の夏休み、学校でお泊まり会がありました。体育館で雑魚寝をして、みんなでワイワイ言いながら一夜を過ごしました。目玉のプログラムは肝試しでした。数人でチームになり、懐中電灯を頼りに、校舎の中を一周して来るのですが、夜の校舎がこれほどまでに不気味なのかと思い知りました。それに加えて、先生たちが教室の中や廊下の向こう側に隠れていて、ワッと脅かしてくるのです。それはそれは思い出に残る強烈な恐怖体験でした。
人は、本能的に暗闇に対して恐怖を感じます。この先に何があるのかわからない、自分の背後に何があるのかわからない、足元に何があるのかわからない、という状況を、生命の危機状態だと本能が認識するからなのだそうです。ですから、光の存在が鍵になるのです。光があるかどうかで、生命の危機を回避できるかどうかが決まるのです。このように肉体のいのちについては本能が働いてくれるのですが、魂のいのちについてはそうはいきません。
私たちは罪のために神様から離れ、暗闇の中を歩む者となってしまいました。そのまま行けば、魂のいのちが滅んでしまうという真っ暗なコースです。恐ろしいことに、自分では真っ暗だということに気がつきません。自分は大丈夫だ、ちゃんと見えていると思いながら、実は滅びにまっしぐらのコースを歩んでいるのです。ところが、神様がそんな暗闇に光を与えてくださいました。キリストという光です。キリストはこうおっしゃいました、「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます」。キリストは十字架にかかってご自分の命を捨てて、私たちの魂を救う道を開いてくださいました。私たちはキリストを信じることによって、罪を赦していただくことができます。そして、もはや滅びにつながる闇の道ではなく、魂の救いにつながる光の道を歩むことができます。
あなたも、キリストの救いをいただいて、光の道を歩む者になりませんか。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日9時半からと11時から、礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。