賛美のいけにえ
ヘブル13:15
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
あなたは音楽がお好きですか。“聞くのは好きだけど、歌うのはちょっと…”という方もおられるかもしれませんね。歌っても、聞いても、また演奏しても、音楽は、疲れた心を癒す不思議な力がありますね。
一口に音楽と言っても、童謡、演歌、ポップス、クラシックなど、様々あります。どれもそれぞれ良さがあります。しかし、私は、神様を誉め称える賛美が、一番素晴らしいと思います。新約聖書のヘブル人への手紙13章15節に、こう書かれています。「それなら、私たちはイエスを通して、賛美のいけにえ、御名をたたえる唇の果実を、絶えず神にささげようではありませんか。」
私たちの神様は、生贄(いけにえ)を要求されるようなお方ではありません。しかし、私たちの賛美の生贄は喜んでお受け入れくださいます。賛美は神様を誉め称える歌です。なぜ神様を誉め称えるのでしょうか。それは、神様は私たちをこよなく愛していてくださり、いつも真実を尽くしてくださるからです。
私たちは、まことの神様を知らず、いや知ろうともせず、罪を犯して滅び行く者でした。そんな私たちを、神様は愛してくださいました。どれくらい愛してくださったのでしょうか。独り子キリストを十字架にお付けになるほどです。キリストは罪のない神の御子でしたが、私たちのために、私たちに代わって十字架に命を捨てられました。私たちが自分の罪を悔い改め、キリストの十字架が自分のためだったと信じるなら、誰でも、どんな罪も赦され、もう滅びなくてもよい者にされます。
この救いを与えてくださるのは、キリストをお与えになるほど私たちを愛してくださる神様だけです。ですから、この神様を誉め称えるのです。演歌やポップスは、楽しいとき、ウキウキするとき、良い気分の時に出てくるでしょう。しかし、賛美は、必ずしもそんなときとは限りません。苦しいとき、気持ちが塞ぐときでも、口をついて出てきます。その時々の自分の気分や回りの状況にかかわらず、愛と真実に富んでいらっしゃる神様を、絶えず賛美することができるのです。
あなたの生活には、賛美があるでしょうか。それとも不平不満や愚痴でいっぱいでしょうか。神様はあなたを愛しておられます。あなたの生活を、賛美で溢れたものにしたいと願っておられます。そのようにしてくださいと求めて、神様の前に出ましょう。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日午前9時半からと11時から礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。