変わらないイエス様
ヘブル13:8
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
私の出身地である三重県の鈴鹿市には、94歳の父と母が老人ホームで暮らしています。最近はあまり訪ねて行くことができていませんが、たまに会うと、老化が進んでいるなと思います。人間はどんどん変化していきます。私たちの周りで、変わらないものがあるでしょうか。少し前まで流行っていたファッションが、今はもう古くなっていたり、ちょっと前に最新型だった自動車が、すぐに旧式になったりします。世の中はめまぐるしく変わっていきます。いつまでも変わらないものなど、一つもありません。
新約聖書のヘブル人への手紙13章8節には、「イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。」と書かれています。私たちの置かれている環境や状況は、日々変わっていきます。人の心も変わります。いや、私たち自身が一番よく変わるのではないでしょうか。きのうこう言っていたと思ったら、きょうは全く違うことを言ったりするのですから。
しかし、自分や周囲がどんなに変わっても、ただお一人変わらないお方、それがイエス・キリストです。キリストは罪のない神の御子でしたが、私たちのために十字架にかかって死なれました。私たちの受けるべき罪の罰を、代わって受けてくださったのです。この贖いによって、私たちはどんな罪も赦されます。罪を悔い改め、キリストの十字架が私の罪のためでしたと信じるだけで、私たちはどんな者であっても救われるのです。
キリストは、きのうもきょうも、いつまでも変わらないお方、私たちをいつでも救って、いつまでも愛してくださる神です。私たちは、生活の中で、様々な試練に合い、気持ちが塞ぐことがあります。時には、神様はもう私を見放されたのかと思うようなこともあります。しかし、神様は、変わることなく私たちを覚え、愛していてくださいます。
あなたは、この不変の愛を傾けてくださるキリストをご存じですか。あなたの状態がどうであっても、命を捨てるほどあなたを愛していてくださるキリストをご存じですか。ぜひ、キリストの愛に触れてください。あなたの生き方は変わります。
教会では毎週日曜日の朝10時半より、礼拝を行っています。賛美歌を歌い、聖書のお話に耳を傾ける中で、神様から慰めと励ましを与えていただくひと時です。あなたのおいでを心からお待ちしています。