イエス様は何のために来られたの?
マルコ10:45
こんにちは、ご機嫌いかがですか。
クリスマスが近づきました。キリスト教の暦では、12月2日(日)から救い主のご降誕を待ち望む待降節、アドべントという期間に入ります。今やクリスマスは、世界的なイベントとなっています。なぜこのようにクリスマスが賑やかに祝われるのでしょうか。一体、何がお祝いされているのでしょうか。
新約聖書のマルコの福音書10章45節にこうあります。「人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。」
クリスマスは、私たちの救い主イエス・キリストがお誕生になったことを喜ぶ時です。赤ちゃんのお誕生は、どこの家でも盛大にお祝いされますね。ところが、イエス様のお誕生は、決してそういうものではありませんでした。
お生まれになった場所は、薄暗い家畜小屋です。寝かされたベッドは粗末な飼葉おけです。最初にお祝いにきた人々は、名もない貧しい羊飼いです。どこにも華やかさはありません。しかし、実は、その日が全人類にとって最も大きな喜びの時となったのです。
キリストは神の子でした。その御方が、神の位を捨てて貧しくなられ、わざわざ私たちと同じ人となって、この世に来てくださったのです。何のためですか。私たちを罪から救うためです。御使いがヨセフにこう言いました。「この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」。
イエス様は33年半のご生涯の末に、十字架に付けられて死なれました。本当は滅びなければならないのは、罪人の私たちでした。しかし、私たちが救われるようにと、罪のないキリストが、私たちの身代わりとなって十字架にかかられたのです。
クリスマスとは、私たちのために死ぬことを目的としてこの世にこられた救い主のお誕生を喜ぶ時です。このクリスマスの意味を、あなたも知ってください。
教会においでになって、本当のクリスマスをお過ごしになりませんか。教会では、12月24日(月)、午後6時30分よりクリスマス・チェロコンサートを開きます。今年で第18回を迎えるチェロコンサート、ベアンテ・ボーマン先生とルリ子・ボーマン先生による、心あたたまる音楽とメッセージのひと時です。入場無料です。ぜひ今からご予定ください。