見放さない神
申命記31:8
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
世の中には、“なぜこんなことが起こるのか”とか、“なぜ私がこんな目に合わなければならないのか”と思うような、不条理なことがよくあります。けれども、神様は私たちを愛していてくださいます。
旧約聖書の申命記31章8節に、こう書かれています。「主ご自身があなたに先立って進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」
神様は、どんなときでも私たちを見放したり、見捨てたりなさいません。私たちを愛し、導いてくださいます。その愛は、ひとり子キリストをお送りくださるほどでした。
神様は、私たちが一人も滅びることがないようにと、キリストを十字架におかけくださいました。キリストは、「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」と叫ばれて、十字架の上で死なれました。神様から愛され、信頼された神の御子が、神様から見捨てられてしまわれたのです。
本当は、私たちが神様から見捨てられなければなりませんでした。なぜでしょうか。罪のためです。私たちは一人として例外なく、神様の前に罪人です。表面的には善人であっても、一皮むけば、傲慢、自己中心、冷淡な心があります。罪は人を傷つけます。また自分をも傷つけます。そして、何よりも神様のみ心を痛めます。罪を持ったままでは、私たちは確実に滅びるのです。しかし、私たちが滅びるのを見るに忍びないと思われた神様は、私たちの身代わりに、ご自分の御子キリストを十字架にかけ、お見捨てになりました。それによって、私たちは罪が赦され、神様の子どもとされます。神様はそれほど私たちを愛してくださったのです。
この主が、私たちに先立ってくださいます。私たちの先頭に立って、私たちを祝福の道へと導いてくださるのです。ですから、私たちは心強いです。「恐れてはならない。おののいてはならない」と言われているとおり、恐れたり、思い煩ったりしないで、平安のうちに歩んでいくことができるのです。あなたも、この主を信じて、この主に信頼して歩む生活を始められませんか。
教会では、6月24日(日)午後3時より、チャペルコンサートを開きます。友枝良平さんのオカリナと永田参男さんのギターのコンサートです。入場無料です。どなたでもお越しください。