時にかなって美しい事をなさる神
伝道者の書３：１１
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
東日本大震災から７年が経ちました。２０１１年３月１１日午後、三陸沖で発生したマグニチュード９．０の大地震により巨大津波が襲い、宮城県、岩手県、福島県などで死者１万６０００人近く、行方不明者２５００人余りという未曽有の被害がもたらされました。また地震と津波に伴って発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、福島県の多くの人々が避難を余儀なくされました。７年経った今も、行方不明の家族を捜し続ける人がおられ、長引く避難生活の中で心身ともに疲れ果てている人がおられます。遠い宝塚の地から、速やかな復興と人々の癒しを心よりお祈り申し上げます。
あの時、多くの人が思ったでしょう。“神がいるなら、なぜこんなことが起こるのか”と。大災害が起こるたびに、この言葉を聞きます。災害だけではありません、思わぬ出来事が起こって困窮した人から、“神は私を見放したか”という叫びを聞きます。
神様は、なぜ私たちが禍に遭うのをお許しになるのでしょうか。それは、わかりません。ただ言えることは、神様は真実だということ、神様のなさることに間違いはないということです。旧約聖書の伝道者の書３章１１節に、こうあります。「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」
人間の目には、“なぜ？”と思うようなことが多いです。けれども、すべては神様のみ手の中に導かれており、時にかなって美しいのです。神様は、その独り子キリストをこの世にお送りになりました。罪のない神の子キリストは、私たちの罪のために十字架について死なれました。それは、神様がお許しになったことでした。私たちが罪と滅びから救われて、神の子どもとされて、この世を喜びと平安と勝利をもって生きる者にするためでした。神様はそこまでして私たちを愛してくださったのです。この真実な神様に委ねていくなら、一番良いように導かれていきます。あなたも、ぜひこの真実な神様を知ってください。そして、思いがけない出来事に遭遇した時も、真実な神様の御手があることを信じてください。
教会では、４月８日（日）午後３時より「スプリング・イースターコンサート」を予定しています。藤丸 麗さんによるピアノコンサートです。入場無料です。今からご予定ください。