重荷を主にゆだねよ
詩篇55:22
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
日本では年間2万人以上もの方が自ら命を断っておられるというデータがあります。中でも、未成年者の自殺は年々増加傾向にあるそうです。私たちの生きる社会がそんな実態を抱えていると思うと、暗たんたる気持ちになってきます。何と多くの人々が、生きていくこと自体に困難を覚えるほどの重荷を抱えていることかと思います。私たちは時に、自分では負い切れないほどの重荷を抱えることがあるのです。
実は、とっておきの重荷対策法が聖書の中に書かれていることをご存知でしょうか。このように書かれています、「あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる」。また、イエス・キリストもこのように語りました、「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」。
私たちの上にのしかかる重荷。それはどこから来ているのでしょうか。聖書は、私たちが神様から離れてしまっていることが原因だと語ります。神様から離れている状態、それを罪と言います。何か犯罪を犯したり、人様に迷惑をかけたりしなくても、もっと言えば、たとえ表面上は善良そうに生きていたとしても、私たちの心が神様から離れてしまっているなら、私たちは罪びとなのです。私たちはこの罪を抱えたままでは、いつまでも根本的なところで重荷を降ろすことができず、永遠の滅びに真っ逆さまに落ちて行ってしまうのです。しかし、その罪が取り除かれ、重荷を降ろすことのできるところがあります。それが、イエス・キリストのもとです。イエス様は私たちの罪を赦すために十字架にかかり、死んで、よみがえってくださいました。私たちはイエス様を信じるだけで、罪を赦していただき、重荷を降ろした者、重荷から解き放たれた者として生きていくことができるのです。重荷を主に委ねるとは、罪の解決をいただいた者となるということなのです。
私たちが重荷を抱えてもがき苦しむとき、重荷に潰されてしまいそうになるとき、イエス様は呼びかけてくださいます、”あなたの重荷を私にゆだねなさい、私があなたを支えよう、私のもとに来なさい、私があなたを休ませてあげます”と。私たちはイエス様のところに行きましょう。そこで、罪の解決をいただき、重荷を降ろしましょう。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。