世に勝つ者とは
Ⅰヨハネ5:5
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
私たちは、日々の生活の中で、様々な試練にあいます。仕事のことで、家事のことで、育児のことで、勉強のことで、また人間関係において、戦いを覚えることが多いです。そして、“うまくいった、戦いに勝った”というときよりも、“失敗した、負けてしまった”というときの方が多いように思います。勝ったり負けたり、負けたり負けたりで、いつのまにか負けることに慣れっこになり、いつも敗北感をいだきながら、惰性に流されて生きている、ということになってしまいます。
こんな人生で終わってしまっていいでしょうか。いいわけがありませんね。一度限りの人生、充実した、勝利のある生き方をしたいですね。どうしたら、そのような生き方が出来るでしょうか。
新約聖書ヨハネの手紙第一の5章5節に、こう書かれています。「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」世に勝つとは、第一に自分に勝つことです。自分に勝つと言っても、自分を抑える克己のことではありません。自分の罪に勝つことです。神様を信ぜず、傲慢であり、自己中心であるという自分の罪を、神様の前に悔い改め、イエス・キリストが十字架にかかって死なれたのは、自分の罪のためたったと信じれば、誰でも救われます。キリストによって罪の赦しをいただいたとき、私たちは罪に勝つことができるのです。
第二に、死に勝つことです。罪の問題が解決したら、罪の結果である死の問題も解決します。死はもはや人生の終点ではありません。罪が赦された者が入ることが出来る、天国への通過点に過ぎません。キリストが死の中からよみがえってくださいましたから、もはや死は恐れるに足りないのです。
第三に、誘惑に勝つことです。私たちは、この世に生かされている以上、様々な誘惑に合います。しかし、イエス様を神の子と信じる信仰によって、つまりイエス様こそ我が救い主と信じる信仰によって、私たちは誘惑に勝つことが出来ます。それも一時的な勝利ではなく、いつも勝ち続けることが出来るのです。
あなたは、もう罪の問題に決着をつけられましたか。まだもやもやとした中を、不安げに歩んではおられないでしょうか。「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」キリストを信じて罪赦され、死の恐れを取り除かれ、確信をもって進んでいく者になりたいですね。
教会では、あなたのおいでを心からお待ちしています。