み翼の陰にかくまってくださる主
詩篇17:8
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
私たちは、毎日の生活を営んでいる中で、困難にぶつかったり、試みの中を通らされたりすることがあります。時には、思い当たる節もないのに、人から中傷されて、心が傷つくというようなこともあります。そんなとき、私たちは誰に訴えたらいいのでしょうか。どこに悩みを持っていけばいいのでしょうか。誰が私たちを救い出してくださるでしょうか。
旧約聖書の詩篇17篇8節に、このようにあります。「私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。」
体の中で目の瞳は、とても大切な働きをします。ですから、神様は人を創造されるときに、まぶたで覆ったり、涙で潤したりして、瞳がいつも守れるように創られました。神様は、私たちを、瞳のように守られます。また、私たちを御翼の陰にかくまうようにして守られます。
山火事の後始末をしていた人が、黒焦げになった山鳩の翼の下から、か細い雛の鳴き声を聞きつけ、親鳥の死骸をどけると、翼の下から瀕死の雛鳥を見つけ、助けたという話を聞いたことがあります。親鳥は、自分の体を犠牲にしてまで、わが子を炎から守ったのです。
神様も、私たちに対してそのようにしてくださいました。私たちは、傲慢で、強情で、自己中心の塊のような者です。妬み深く、愛のない冷淡な者です。心が神様から離れてしまっているからです。それが私たちの罪です。そのままでは確実に滅びます。そのような私たちを、神様は哀れに思い、私たちのために、ご自分の独り子キリストを十字架に犠牲として献げてくださいました。私たちは、罪を悔い改め、キリストの十字架を信じるだけで、罪が赦され滅びから免れさせられます。
この救いをいただいて、私たちは平安をいただくことができます。御子を惜しみなく献げてくださった神様は、私たちが試練や困難によってつぶされてしまうことをお許しになりません。真実に私たちを守ってくださいます。
まず自分の魂が罪から救われる恵みをいただきましょう。そして、御翼の陰にかくまって私たちを守ってくださる神様に、心から信頼していきましょう。
教会では、毎週日曜日、午前10時半より主日礼拝を行っています。どなたでもおいでいただける、開かれた集いです。どうぞおいでください。心からお待ちしています。