預言されてお生まれになった救い主
イザヤ9:6
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
クリスマスが近づきました。毎年巡ってくるクリスマス。しかし、本当の意味も分からないで、やれクリスマス・セールだ、クリスマス・パーティーだと騒いでいる場合が多いのではないでしょうか。
クリスマスとは、私たちのために救い主イエス・キリストがお生まれくださったことを、心からお祝いする時です。
私たちにも、みな誕生日がありますね。でも、私たちの誕生は、いつから知られていたでしょうか。せいぜい、両親が数ケ月前に知ったことであって、それ以外の人には、全く知らされていませんでした。
ところが、キリストのお誕生は、何百年も以前から預言されていました。イザヤは、キリストがお生まれになるより700年ほども前の預言者ですが、救い主の誕生を、神様から知らされて、こう預言しています。「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」イザヤ書9章6節の御言葉です。
イザヤは、キリストの先祖でも何でもない、全く関係のない人でした。そのイザヤが、キリストの誕生を、まるで自分たちと深い関わりがあるかのように、驚きと喜びをもって預言したのです。なぜでしょうか。それは、キリストが、全人類のための救い主として、お生まれになったからです。
私たちは、まことの神様から離れ、罪を犯して、滅びなければならない者でした。神様は、そのような私たちを、なお愛してくださり、私たちが滅びないようにと、救いの道を設けてくださったのです。それが御子イエス・キリストです。
キリストは罪のない御方でしたのに、私たちの身代わりに十字架にかかってくださいました。私たちが罪のために受けなければならない罰を、代わって受けてくださったのです。この十字架を信じるなら、私たちは誰でも、罪が赦され、救われます。キリストの与えてくださる救いとは、罪と滅びからの救いなのです。
クリスマスは、この私の救いのために、人となってお生まれくださったキリストを心から信じ、この主に従っていく思いを新たにさせていただく時です。
あなたも教会においでになって、本当のクリスマスをお過ごしになりませんか。教会では、12月23日(土)午後6時半から、ベアンテ・ボーマン先生ご夫妻によるクリスマス・チェロコンサートを行います。また12月24日(日)午前10時半からクリスマス礼拝、その日の午後7時からイヴ礼拝を行います。今からご予定くださり、お気軽においでください。心からお待ちしています。