希望のダイヤル

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2017.10.14

真理であるキリスト

ヨハネ14:6

こんにちは、ご機嫌いかがですか。

「分け登る麓の道は多けれど、同じ高嶺の月を見るかな。」と昔の人は歌いました。この世に宗教は多くあるけれども、結局は言っていることは同じだ、という意味です。私も、かつてはそう思っていました。仏教もキリスト教も儒教もイスラム教も、それぞれの教典があり、それぞれ特徴があり、それぞれ長所・短所があるけれども、とどのつまりは、私たち人間は、絶対者によって救われる、というのが宗教だ、なんて、小賢しいことを言っておりました。

しかし、そうではなかったのです。新約聖書のヨハネの福音書14章6節に、こうあります。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」イエス・キリストの言われた御言葉です。

初めてこの御言葉を聞いたとき、キリスト教とは、なんと視野の狭い宗教だろうと思いました。でも、そう考えるのは、真理を知らなかったからだと、今にして思います。教会で語られる聖書の御言葉を聞き、福音とはこういうものだということがわかってくると、真理はここにしかないと確信させられました。福音の真理です。

福音の真理とは、第一に、唯一まことの神がおられること、第二に、私たちは一人残らず滅びゆく罪人であること、第三に、愛なる神は、私たちのために、独り子キリストを送り、十字架におつけになったこと、そして第四に、私たちは誰でも、このキリストを信じて、罪から救われること、この四点が福音の真理です。

誰もが幸せになりたい、生き甲斐のある人生を歩みたいと願います。そして、様々な努力を重ね、労力を費やします。しかし、本当の幸福は、「道であり、真理であり、いのちなのです」と言われたキリストを知るところにあります。知ると言っても、頭の理解で済ませるのでなく、自分が罪人であることを認め、神様の前に悔い改め、キリストの十字架が自分のためであったと信じて、救いをいただくのです。

私たちの罪のために十字架にかかって死に、よみがえられたイエス・キリストだけが、私たちの救い主です。ほかに救いはありません。このお方のもとにいらっしゃってください。決して失望させられることはありません。

教会では、10月29日(日)午後4時より、工藤篤子賛美コンサートを行います。工藤篤子さんが“地中海ソプラノ”の深い歌声で神様を賛美されます。入場無料です。あなたのお越しを心からお待ちしています。

 

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