希望のダイヤル

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2017.08.27

いのちの光をいただいて

ヨハネ8:12

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。

新約聖書の福音書を読むと、多くの人々がイエス・キリストと出会っていますが、様々な出会い方があることに気がつきます。自分から求めて、キリストに会いに行った人、たまたまキリストに出くわした人、人に誘われてキリストに会った人など、様々です。しかし、なかには無理やりキリストのもとに連れてこられた人もいました。それは、ヨハネの福音書8章に登場する、罪を犯した女性でした。

彼女は、姦淫の罪を犯している現場をパリサイ人たちに捕らえられ、キリストの所に連行されてきました。パリサイ人たちは、キリストに、彼女にどう対処したらよいかを尋ねました。これは、キリストを窮地に陥れる罠だったのですが、キリストは、“あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい”と言われました。これを聞いた彼らは、一人、また一人とその場を立ち去り、結局、彼女を処罰する者は誰もいませんでした。

キリストも、「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。」と言われ、彼女を赦されました。赦されるはずのない罪人を、キリストは無償で赦されたのです。そして、そのあとでこう言われました。

「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」これは、ヨハネの福音書8章12節の御言葉です。光は暗闇を照らします。キリストは、罪のために真っ暗になっていた私たちの心を照らし、罪を分からせ、十字架の血潮をもって罪を赦してくださいます。罪を悔い改め、キリストの十字架を信じて、罪が赦されたら、私たちのうちにも、いのちの光が与えられ、世の光として輝いて生きていくことができます。

いやな事件が頻繁に起こっている今日です。どこからも希望の光が見えてこない混乱した時代にあって、燦然と輝く光として生きていくことができたら、どんなに素晴らしいでしょうか。自分では光を発することはできません。キリストに出会って、十字架によって罪が赦され、キリストに従っていくことによって、内にいのちの光を持つ者とならせていただきましょう。

教会では毎週日曜日、午前10時半より礼拝を行っています。どなたでも自由にご参加いただける、開かれた集いです。お気軽にお越しください。お待ちしています。

 

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