キリストと同じ栄光の姿に
ピリピ3:21
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
ピリピ人への手紙シリーズ第24回は、3章21節です。こうあります。「キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」
イエス・キリストが、私たちの体をご自分と同じ栄光の体に変えてくださるという約束です。
私たちの体は、有限です。平均寿命は年々延びていますが、それでも人は、誰でも必ず死を迎えます。年を取れば体力も衰え、様々な機能も減退します。病を患うこともあり、怪我をすることもあります。生まれながら体に障がいをもっている人もいれば、病気か事故で障がい者になった人もいます。私たちの肉体は限りがあります。
しかし、そんな私たちの体が、キリストと同じ栄光の姿に変えられる、というのです。いつでしょうか。キリストが再びこの世に来られる時、つまり再臨の時です。キリストは今からおよそ2000年前にユダヤのベツレヘムでお生まれになり、33年半のご生涯の末、十字架にかかって死なれました。しかし、三日目によみがえって、天に昇られました。そのキリストが、世の終わりに、もう一度、目に見えるお姿で私たちのところに来られます。そのとき、私たちの体が一瞬にして、キリストと同じ栄光の姿に変えられるのです。これを栄化と言います。
今の私たちの体が、どんなに弱く、乏しく、欠けだらけであっても、その栄化の恵みによって、栄光に輝く姿に変えられるのです。なんと素晴らしいことではありませんか。
では、そのような恵みに与るための条件は何でしょうか。キリストの救いをいただいていることです。今まで犯してきた罪を神の前に悔い改め、キリストの十字架が自分のためだったと信じて、罪の赦しをいただきましょう。さらには、救われた後も、なお傲慢で、強情で、自己中心で、妬み深く、愛のない自分であることを認め、古い自分をキリストと共に十字架に付けて、信仰によってキリストを内にお宿しするという、聖潔(きよめ)の恵みを求めましょう。
この救いと聖潔の全き贖いを確かにいただいたら、愛するキリストが来られることを心から待ち望む者になります。そういう魂を、キリストは栄光の姿に変えてくださいます。罪が赦され、潔くされ、栄光の望みをもって生きる、これがクリスチャンの姿です。困難にもめげない、誘惑にも勝つことができる、輝かしいクリスチャンの姿です。信じて求めていきましょう。必ずあなたのものになります。
教会ではあなたのおいでを心からお待ちしています。