沸き返る神の愛
ホセア11:8
こんにちは。お元気でお過ごしですか。
今日は、まず、聖書のみ言葉をお聞きください。「エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。…わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。」
これは、旧約聖書ホセア書11章8節のみ言葉です。不信仰を重ねるイスラエルの民に対する、神様の熱い思いが伝わってきます。
私たちは、イスラエルの民と同じく、罪を犯して滅び行く者でした。どこまでも自己中心で、傲慢で、神様に逆らい続ける者でした。しかし、憐れみに富んでいらっしゃる神様は、私たちを、決してお見捨てになりませんでした。それどころか、神様は私たちを愛され、滅んでほしくないと願われ、私たちが救われるようにと、独り子イエス・キリストをこの世に送られ、十字架におつけになりました。私たちの罪はあまりにも深く、罪のない神の御子が、私たちの身代わりに十字架にかかって死なれるということ以外に、罪が赦される方法がなかったのです。神様は、それほどまでして、私たちを憐れんでくださったのです。
親は、自分の子どもが死ぬと分かっていて、危険にさらすようなことをするでしょうか。胸も張り裂けんばかりの思いをもって、なんとしてでも子どもを引き戻そうとするでしょう。それ以上に、神様は、罪のために滅びつつある私たちをご覧になるとき、その心が内で沸き返り、胸が憐れみで熱くなるのを覚えられたのです。愛で燃えたぎる神様の思いが、切々と伝わってくるではありませんか。
神様は、あなたのことを愛しておられます。あなたは、この神様の思いを無視することがおできになりますか。どうか、神様の愛をお受け入れください。神様は、あなたの心の扉をたたき続けておられます。
教会では、10月30日(日)午後4時より、工藤篤子賛美コンサートを開きます。“地中海ソプラノ”という明るくて深いソプラノで神の愛を歌いあげる工藤篤子さんと、流れるようなタッチでピアノを弾く野田常喜さんの、素敵なコラボレーションのコンサートです。入場無料です。お気軽にお越しください。お待ちしています。