希望のダイヤル

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2016.10.01

失われた人を捜すため

ルカ19:10

こんにちは。お元気でお過ごしですか。

しばらくピリピ人への手紙から離れます。なくなっていた物が見つかったとき、嬉しいものですね。とくに大切にしていたのに、失ってしまい、悔しい思いをしていたものが、ひょんなことから手元に戻って来たときは、感激します。

聖書の中で、キリストがこうおっしゃっています。「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです」。これは、ルカの福音書19章10節のみ言葉で、取税人ザアカイに言われたキリストの言葉です。ザアカイは、金の亡者になり、不正に税金を取り立てて、人々から嫌われていました。しかし、キリストと出会い、自分が神様に対して罪を犯していたこと、自分の生き方が間違っていたことが分かって、キリストの前で悔い改めたのです。キリストは、ザアカイの砕かれた心を喜ばれ、その罪をお赦しになりました。神様の目から失われていたザアカイは、見事に捜し出されたのです。

私たちは、神様の目から見れば失われた罪人です。そのままでは滅んでしまいます。キリストは、そのような私たちを捜し出して救うために、十字架にかかられました。私たちが自分の罪を悔い改め、キリストの十字架はこの自分のためだったと信じるなら、誰でも罪が赦され、救われ、神様の前に捜し出された者になります。

神様が愛していてくださる私たちが、キリストの十字架によって捜し出されたら、神様はどれほどお喜びになるでしょうか。

私たちはもともと神様のものです。私たちの魂には、神様のお名前が刻み込まれているのです。神様は、キリストの十字架を通して、私たちを呼び出してくださるのです。

私たちは誰ひとり、神様の目に失われたままでよい人はいません。あなたは、まだ失われたままではないでしょうか。だれも自分のことを理解してくれない、自分は誰からも愛されていない、と絶望しておられないでしょうか。いいえ、神様はあなたを捜し出したいと願っておられるのです。一度教会の門を叩いてご覧ください。必ず、神様の深い愛がおわかりになるでしょう。

教会では、10月30日(日)午後4時より、工藤篤子賛美コンサートを開きます。“地中海ソプラノ”という明るくて深いソプラノで神の愛を歌いあげる工藤篤子さんと、流れるようなタッチでピアノを弾く野田常喜さんの、素敵なコラボレーションのコンサートです。入場無料です。お気軽にお越しください。お待ちしています。

 

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