希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2016.09.03

へりくだる者に

ピリピ2:9-11

こんにちは。ご機嫌いかがですか。

ピリピ人への手紙シリーズ第14回は、2章9節~11節です。こうあります。「それゆえ神様は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、すべての口が、『イエス・キリストは主である』と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。」

キリストは、神様の栄光を捨てて、人となり、僕となってこの世に来られ、十字架の死に至るまで神様の御心に従われました。それは、徹底した従順のお姿でした。そのようなキリストを、神様は喜ばれ、高く引き上げなさいました。キリストは、死なれましたが、三日目に墓の中から復活され、天に昇られ、神様の右の座にお着きになりました。それは、神様が、全能の力をもってキリストを死の闇からよみがえらせ、天に昇らせ、ご自身の右の座に着かせなさったのです。徹底的に低くなられたキリストを、神様が最高に高く引き上げなさったのです。

神様は、心の高ぶる者、傲慢な者をお嫌いになります。神様は、心の低い者を喜ばれます。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」とヤコブの手紙4章6節にあるとおりです。私たちは、すぐに傲慢になります。とくに調子よくいっているときや、人からチヤホヤされているとき、すぐに天狗になります。傲慢はどこから来るのでしょうか。全能の神様から心が離れているというところから来ます。

旧約聖書の中に、バベルの塔の話が出てきますが、人々が塔を築いて天にまで届かせようとしたとき、神様が彼らの言葉を乱して、工事を中断させ、人々を全世界に散らせたというお話です。傲慢な心が撃たれたのです。

私たちは、全能の神様の前にへりくだるべきです。しかし、罪の心のままでは、本当の意味でへりくだることはできません。罪を悔い改め、十字架を信じて罪の赦しをいただきましょう。さらに、救われてもまだ神様に喜ばれない自己中心の自我に気づき、そういう己に死んで、キリストに内に生きていただくという聖潔の恵みをいただいて、キリストのように心からへりくだった者にしていただきましょう。そういう者を、神様は祝福し、高く引き上げてくださいます。恵みによって、主のようにならせていただきましょう。

恵みをいただいて、キリストのように、主のようにならせていただきたいですね。

教会では、9月25日(日)午後4時より、チャペルコンサートを開きます。福田豊子さんのソプラノと、三宅麻由美さんのピアノのコンサートです。入場無料です。あなたのおいでを心よりお待ちしています。

 

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