天の故郷に希望をいだいて
ヘブル11:16
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
教会では時々、お葬式が行われます。教会のお葬式は、亡くなった方の霊を慰める時ではなく、その人がどのような信仰をもって、与えられた地上の生涯を歩まれたかを振り返り、神様からの慰めと希望を与えていただく時です。
新約聖書ヘブル人への手紙11章16節にこうあります。「しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実、神は彼らのために都を用意しておられました。」
私たちは、皆やがて死を迎えます。そこには例外は全くありません。死ぬことなんか考えたくもないと思って、考えまい考えまいとしたとしても、厳然たる事実として、死は容赦なく訪れます。
人はなぜ死を恐れ、忌み嫌うのでしょうか。死の向こうにどんな世界が広がっているかわからないからです。あるいは、自分は絶対者によって裁かれるのではないかと思うからです。
聖書に最初に死が登場するのは、罪を犯したアダムに対する神様の裁きの言葉の中です。神様は彼に「土に帰る」「ちりに帰る」と言われました。死の起源です。人はなぜ死ななければならないか。その問いに対する答えは、罪を犯したからということです。
しかし、キリストはこの罪と死の問題に解決を与えてくださいました。キリストは、私たちの罪のために身代わりに十字架で死なれ、三日目によみがえられました。このキリストを信じる者は、罪の赦しと、永遠の命が与えられます。そして、もう死を恐れることがなくなります。
私たちは、死んでおしまいになるのではありません。死の向こうにはさらにすぐれた天の故郷が備えられています。キリストの十字架を信じて罪が赦された人は、皆、この故郷に帰ることが出来るのです。この希望こそ平安で過ごすための何よりの秘訣です。
あなたにもぜひこの希望を持っていただきたいと思います。一度教会の門をくぐってごらんください。
教会では、8月23日(日)午後2時より、シンガーソングライターの森繁 昇さんをお招きして、サマーコンサートを開きます。入場無料です。どなたでもご参加ください。お待ちしています。