備えをしましょう
1ペテロ4:7
お元気でいらっしゃいますか。
地球温暖化のために、世界の各地で異常気象が発生したり、洪水などの大災害が起こったりしています。海の水面が上がって、このままでは数年後に水没してしまう国もあると聞いています。大変なことです。
私たち人間の力には限りがあります。地震や洪水などの自然災害には、私たちがどれほど力を尽くしても、逆らうことが出来ない部分があります。耐震力の強い建造物を造ったり、防災のための手だてを講じたりする努力は必要ですが、自然の力を恐れ、開発の名の下に環境を破壊してきた傲慢を反省する必要があるのではないでしょうか。そして何よりも、自然を支配しておられる神の存在を知り、へりくだるべきでしょう。
新約聖書ペテロの手紙第一、4章7節に次のようにあります。「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」この世が終わりに近づいていることは、キリスト教でなくても、多くの人々が感じたり、指摘したりしているところです。
世界が終わるとは、滅びるということです。その滅亡の日が確実に近づいています。イエス・キリストは、この世の終わりには、様々な前兆があると言われました。たとえば大地震や戦争、人々の愛が冷えることなどです。今、ちょうどそのような前兆が次々と起こっているときです。残されている時は、もうあまり多くはありません。
そんな中に生かされている私たちは、どうすればよいでしょうか。シェルターを造ったり、非常食を買い込んだりすればいいでしょうか。そんなものでは、間に合いません。急がなければならない備えとは、外側のことではなく、内側のこと、魂の問題です。つまり、魂の救いを得ているかどうかということです。
神は私たちを愛していてくださいます。私たちを滅ぼしたくありません。だからこそ、独り子イエス・キリストをこの世に送り、十字架に掛けてくださいました。キリストは、私たちの罪のために身代わりに十字架で死んでくださったのです。このキリストの前で罪を悔い改め、十字架が自分のためだったと信じるなら、私たちの罪はすべて赦され、魂の救いをいただくことが出来ます。この救いをいただくことが、終わりの日に対する本当の備えです。
あなたもぜひ、この備えをしていただきたいと願います。一度教会にお越しください。心からお待ちしています。