希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

電話で約3分間のテレフォンメッセージを聞くことができます。
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24時間いつでも電話一本で聞くことができますので、ご家族ご友人にもぜひ紹介ください。

※毎週土曜日に更新されます。

2015.03.14

父よ、彼らを赦し給え

ルカ23:34

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。

キリスト教会は今、受難節という期間を過ごしています。これは、イエス・キリストが私たちのために十字架の苦しみをお受けになったことを深く覚える時です。イエス様が十字架につけられた受難日を含む1週間が受難週です。今年は3月29日の日曜日からが受難週です。イエス様は、受難週の日曜日に、ロバの子に乗ってエルサレムに入られ、木曜日の夜に捕らえられ、金曜日に十字架に付けられました。

イエス様は、苦しい十字架の上から、このように言われました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」ルカの福音書23章34節のみ言葉です。

イエス様は神様のもとからこの世に遣わされた神の御子、神様と等しいお方でした。けれども、私たちと同じ人間となってこの世に来られました。私たちと同じように喜怒哀楽の感情を持ち、食べ物がなければ空腹を覚え、飲む物がなければ喉も渇く、打たれれば痛みも感じるお方だったのです。

ですから、「父よ。彼らをお赦しください…」と祈られたのは、釘付けにされた両手・両足の激痛と、ジリジリ照りつける太陽の熱によって起こされる激しい喉の渇きという、耐えがたい苦痛のさなかからだったのです。イエス様の苦しみは、とても言葉では表現できません。

いったい、なぜ罪のないイエス様が、そのような苦しみを味わわなければならなかったのでしょうか。私たちの罪のためです。罪深い私たちが、罪赦されて、心がきよくされた者となるためには、罪なき神の子が十字架で血を流さなければならなかったのです。

「彼らを赦し給え」という「彼ら」とは、誰のことでしょうか。ご自分を釘付けにしたローマ兵のことでしょうか。ご自分に死刑判決を下したユダヤ人たちのことでしょうか。そうです。しかし、それだけではありません。今の私たちのことであり、そしてこの電話をお聞きのあなたのことです。イエス様は、私のため、あなたのために、神様に罪の赦しを求めてくださったのです。

イエス様のこの祈りがありましたから、私たちは、そのままで、全ての罪が赦され、救われるのです。条件は、ただ一つ。罪を悔い改めて、キリストの十字架は自分のためだったと信じることです。決して難しくありません。簡単なことです。ぜひあなたも、キリストの救いを受け取ってください。

教会では、3月29日(日)午後4時より、イースター・コンサートを開きます。藤丸麗さんによるピアノコンサートです。入場無料です。心からお待ちしています。

 

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