わが愛する者よ
雅歌2:10-14
こんにちは。ごきげんいかがですか。
2月も半ば、まだまだ寒いですが、春は確実に近づいています。楽しみですね。
聖書には、春を巡っての美しい記述がたくさんあります。雅歌2章10~14節にこういう御言葉があります。少し長いですが、ご紹介しましょう。
「わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。見よ、冬は過ぎ、雨もやんで、すでに去り、もろもろの花は地にあらわれ、鳥のさえずる時がきた。山ばとの声がわれわれの地に聞える。いちじくの木はその実を結び、ぶどうの木は花咲いて、かんばしいにおいを放つ。わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。岩の裂け目、がけの隠れ場におるわがはとよ、あなたの顔を見せなさい。あなたの声を聞かせなさい。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。」
ここで「わが愛する者よ」とか「わが麗しき者よ」と呼ばれているのは、私たちのことです。私たちは、そのままでは神様の前には立つことができない罪人です。とても麗しい者などと呼んでいただく値打ちのないものです。それどころか、罪のために滅んでしまう者でした。
ところが、そのような私たちのために、イエス・キリストがこの世に来てくださり、十字架にかかってくださいました。キリストの十字架は、私たちの罪のための身代わりでした。ただ私たちが、自分の罪を悔い改め、キリストの十字架がこの自分のためだったと信じるなら、誰でも、どんな罪でも赦され、救われます。この罪からの救いをいただいた者は、神様から「わが愛する者よ」、「わが麗しき者よ」と呼んでいただくことができるのです。
神様は、あなたにも「あなたの顔を見せなさい」と言われます。もしあなたが、私なんかだめだとか、私なんかいっそこの地上からいなくなってしまった方がいいのだとか思っておられるなら、この神様の呼びかけを思い出してください。
教会では、毎週日曜日、午前10時半から礼拝を開いて、この神様の愛を一人で多くの方々に知っていただきたいと、聖書のお話をわかりやすくお伝えしています。 また、2月22日(日)午後2時半より、チャペルコンサートを開きます。稲岡大介さんが演奏する、ハンマーダルシマーという珍しい楽器のコンサートです。ミュージックフィールズという、健常者と障がい者混合の音楽サークルも出演します。入場無料です。ぜひおいでください。