いつくしみ深い主
詩篇106:1
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
年の瀬も押し迫ってきました。2014年もやがて暮れていきます。あなたにとって、この年はどんな年だったでしょうか。広島の土砂災害、御嶽山の噴火、長野県北部地震など、大きな災害が起こったりして、いろいろと暗いニュースが続きました。景気もわずかながら上向きになりつつあると言われていますが、依然として就職難で、失業率は高いです。明るい見通しはなかなか立ちません。
しかし、神様の真実を知っている人は、周囲の状況や置かれている環境に左右されることなく、主に感謝を捧げることができます。旧約聖書の詩篇106篇1節にこうあります。「ハレルヤ。主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」
この年も、主のいつくしみ深さを教えられました。教会では、9月に高齢のご夫妻と中学生が洗礼を受けられ、クリスマスにはお一人の女性が洗礼を受けられました。主に感謝します。
クリスマスに洗礼を受けられた女性はこういう方でした。5月ごろに初めて礼拝に来られ、しばらく来られませんでしたが、秋口にまた礼拝に出席され、それからほとんど毎週礼拝に出られるようになりました。障害を持っておられ、周囲の人とコミュニケーションを取るのが困難でしたが、礼拝に来ておられる婦人と知り合いで、11月のある日、その婦人が軽い気持ちで、“洗礼を受けたら?”と言われると、“受けようかな”と答えられたそうです。それでは、と言って、洗礼準備会を始めました。
彼女はとても素直な人で、まだ聖書のことはよくわからないながらも、こちらの言うことを“はい”“はい”と聞いていかれました。そして、神様の前に罪をおわびし、イエス様の十字架を信じて、救いをいただかれました。
クリスマス礼拝での洗礼式は、とてもすばらしいものでした。自分が洗礼を受けた時のことを思い出して、涙を流す人も何人かいました。
私たちを愛して、御子キリストをこの世に送り、十字架にまでおかけになった神様は、素直に信じて従ってくる者に限りない恵みを与えてくださいます。あなたも、ぜひこの主の恵み深さを味わってください。
教会では、1月1日(木)午前11時より元旦礼拝を開きます。新しい一年を神の前からお始めになりませんか。あなたのお越しを心からお待ちしています。
なおこのメッセージは、31日(水)午後12時前までお聞きいただけます。