真のいやしは十字架のもとに
1コリント1:18
こんにちは、ご機嫌いかがですか。
現代の多くの人々は、いやしを求めています。人間関係に疲れ、経済不況に疲れ、どこにも心の休み場所がなくて、悩んでいるのです。そんなとき、耳障りの良いお話や、静かな音楽を求めるのは自然でしょう。しかし、それらのものは、一時的な慰めを与えてはくれますが、根本的な解決にはなりません。
本当の解決はどこにあるでしょうか。どこへ行けば、私たちの心を真にいやしてくれるでしょうか。キリストのもとです。キリストの福音です。キリストが私たちの罪のために十字架にかかられたという、十字架のメッセージです。
十字架は、当時は、最も重大な罪を犯した犯罪人が付けられる、忌まわしい呪いの木でした。キリストは、その十字架に付けられて、血を流して死なれました。誰のためでしょうか。私たちのためです。
私たちは、等しく神様の前に立てない罪人です。具体的な犯罪を犯さなくても、心はまことの神様から離れ、神様を知ろうともせず、自分勝手な道を歩んでいます。心の中で人を憎み、恨み、妬み、実際に手を下さなくても、思いの中で、あるいは言葉で人を傷つけています。私たちは、そのままでは確実に滅んでしまいます。
しかし、愛なる神様は、私たちを愛され、独り子キリストを私たちのもとに送ってくださいました。キリストは罪のない神の御子でしたのに、罪人の私たちに代わって十字架についてくださいました。私たちは、自分の罪を悔い改め、キリストの十字架がこの自分のためだったと信じるだけで、誰でも、どんな罪でも赦され、救われます。
新約聖書のコリント人への手紙第一1章18節にこう書かれています。「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。」十字架を信じるだけで救われるなんて、虫が良すぎるとお思いでしょうか。その通り、虫の良い話です。ですから、福音、良き知らせなのです。あなたもぜひ、キリストの十字架を信じて、罪からの救いをいただいてください。
教会では19日(日)午後4時より、第5回工藤篤子賛美コンサートを行います。地中海ソプラノの歌手と知られる工藤篤子さんをお招きして、澄んだ、味わい深い賛美の声をお楽しみいただきたいと思います。入場無料です。どなたでもお気軽においでください。