すべてを知っておられる神様
詩篇139:1-4
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
あなたは、自分の悩み苦しみを、誰も理解してくれない、と、寂しく思ったことはないでしょうか。しかし、誰が分かってくれなくても、神様だけは私たちを理解してくださいます。旧約聖書の詩篇139篇1節から4節までに、このようにあります。
「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知っておられます。」
全知全能の神様は、私たちの思いを全部知られます。これは、神様を信じようとしない人にとっては、恐ろしいことです。誰にも分からないと思ってしたことも、神様は全部お見通しなのですから。しかし、神様を信じ、神様に信頼する人にとっては、何もかも知ってくださる方がおられるのは、大きな慰めです。
神様は、私たちの何を知られるでしょうか。まず罪を知られます。私たちが人に隠してきた悪い行いはもちろんのこと、私たちの内側に潜む、神様に背を向ける性質まで知られます。そして、鋭い御言葉の光で罪を照らし、罪を分からせてくださいます。罪が分かったら、そして、罪の結果が恐ろしい滅びであることが分かったら、そのままにはしておけません。一刻も早く罪を片づけたいと思うはずです。そこで、神様の前に出て、罪を悔い改めます。そして、イエス・キリストが自分の罪のために十字架にかかって死んでくださったことを信じます。そうすると、私たちのすべての罪が赦され、私たちは救われます。
このように、罪の問題が解決した人は、全てを知られる神様に、安心してお任せすることが出来ます。もはやあれこれ心配しません。全てをご存じの神様が、私たちの必要を一切備えてくださるのです。
神様は、私たちの心の思いを、ことごとくご存じです。それは、私たちを監視し、管理するためではなく、私たちを恵みをもってご自身のものにしようとされる、溢れる愛の現れなのです。私たちがこの愛に応えるには、キリストの十字架を信じて、罪から救われる、このスタートを切ることです。あなたも、ぜひ、キリストの救いをいただかれて、すべてを知られる神様に委ねて歩む人生を送ってください。
教会では、9月28日(日)午後4時半より、チャペルコンサートを開きます。テノール歌手の畑 儀文氏とオルガニストの安田哲也氏によるコンサートです。入場無料です。お誘い合わせてお気軽にお越しください。