豊かな恵みの中で ~幼児・児童祝福式レポート~
11月15日(日)、年に一度のファミリー礼拝が持たれ、その中で幼児・児童祝福式が行われました。当日は、礼拝前から子どもたちの元気な声がいつにも増して聞こえて、ファミリー礼拝らしい朝となりました。
教会では、新型コロナウイルス感染防止のため、礼拝をⅠ部とⅡ部に分けて行っていますが、それぞれの礼拝で同じ形式で祝福式が行われました。Ⅰ部・Ⅱ部合わせて、今年生まれた幼子から小学6年生の児童まで、20名の子どもたちが、またインターネットによる配信を介して5名の子どもたちが祝福を受けました。
礼拝では、牧師先生がメッセージを語られたのち、私たちが讃美歌「まもなくかなたの」を捧げる中、子どもたちが講壇の前へと進み出て、牧師先生と向き合いました。やや緊張気味の子もいればニコニコ顔の子もいます。
例年であれば、牧師先生が一人一人に手を置いて祝福のお祈りをされるのですが、ここでもコロナ感染防止のため、牧師先生が前に並んだ子どもたちの名前を挙げて、手を広げてお祈りをするという形を取りました。形こそ違え、牧師先生がお祈りをされる中、私たちも心を合わせて、子どもたち一人一人の守りと健やかな成長を共に祈ることができました。
お祈りのあと、牧師先生にうながされて子どもたちが私たちの方を向いてくれました。コロナ禍の中、マスク越しの顔であっても、晴れやかになっていたように感じたのは私だけでしょうか。一人一人の心に神様の愛が届いて、神様と共に歩むことができますように、なお祈っていきたいと思いました。
礼拝後には、子どもたちを囲んで、ご家族の方と談笑する姿があちこちで見られました。乳児を抱いて参加されたお母さんの中には、かつてここで児童として牧師先生から祝福を受けた方もおられ、しっかりと母親の顔になっていたのが印象的でした。またファミリー礼拝のために久しぶりに教会へと来てくださった方や、子どもの祝福を願って初めて教会に来られた方もおられて本当に嬉しくなりました。
またインターネットによる配信では、教会近隣の方に加えて、京都や松本、さらには遠くイスラエルの地でも子どもたちが祝福を受けることができて感謝でした。
子どもたちは、プレゼントを受け取って笑顔で手を振って帰っていきました。またこの子たちに会えますように、と祈りつつ見送りました。
コロナによる影響もありましたが、今年もこうして、祝福のうちに式を終えることができました。
どんなときも変わることなく、私たちに豊かな恵みを注いでくださる主の御名を讃え、感謝をお捧げします。