祝福されたクリスマス(クリスマス諸集会レポート)
2018年12月、今年も私たちの教会では様々なクリスマスの集会が持たれました。
23日(日)午前10時半よりクリスマス礼拝が行われました。聖歌隊によりバッハ作曲「心に主イエスを」とグルーバー作曲「きよしこの夜」が賛美され、イエス様を讃え、そのご降誕を祝う歌声が会堂を満たしました。
「クリスマスのしるし」と題された牧師先生のメッセージでは、粗末な飼葉桶に寝かされていたイエス様の従順の御姿から始めて、どうしてクリスマスが私たちにとって大きな喜びとなるのか、その本当の意味を説いて頂きました。
またI姉の洗礼式も持たれました。I姉は、教会へ行きクリスチャンになりたいという思いを長年持たれていましたが、今年ようやく望みが叶い、礼拝へ来られるようになったそうです。時にかなって美しいみわざをなして下さる神様の豊かな恵みによって、とても感動的な洗礼式となりました。
礼拝後は3階ホールにて愛餐会が持たれ、婦人会の皆さんが腕を振るったクリスマス特別メニューのご馳走とケーキが供され大好評でした。
また昨年に続き、オカリナによるクリスマス曲の賛美もあり、その素朴な音色がホールに響きました。今年は教会のオカリナ教室の生徒さんも参加して下さり、またそのお孫さんが飛び入りで加わって下さるという大きな喜びもありました。続いてじゃんけん大会が今年も持たれ、沢山用意された景品を目指して、皆さんで大いに楽しく盛り上がりました。
午後2時からは、キャンドルライトサービスが行われました。照明が落とされ、ろうそくが点火されていくと、暖かな光がほのかに手元を照らします。ここが街中であることを忘れてしまいそうな静けさの中、交互に捧げられる聖書朗読と賛美によってクリスマスの物語が織り出されていきました。牧師先生のメッセージでは「独り子を賜うほどに」と題して、ヨハネの福音書3章16節が引かれ、神様の真実の愛について語って頂きました。
24日(月)午後5時からは逆瀬川駅前でキャロリングが行われ、道行く方々にクリスマスの歓びが届くようにと心一杯クリスマスキャロルを歌いました。足を止めて聴いておられた方が歌詞を希望されたので、お渡しすると一緒に歌って下さったり、通りがかった教会のゴスペル教室の生徒さんが飛び入りで加わって下さったりと、とても嬉しい出来事もありました。
午後6時半からはベアンテ・ボーマン先生夫妻によるチェロコンサートが開催されました。バッハ/グノーのアヴェマリアのようなクリスマスにちなんだ曲をはじめ、ルイジ・ボッケリーニやセルゲイ・ラフマニノフなどの様々な曲が演奏されました。その深く豊かな音色は、人間の悲しみや苦悩、そして平安や歓喜といったあらゆる感情を表しているかのようでした。
合間には、宣教師でもあるボーマン先生によるメッセージもあり、時にはユーモアも交え、イエス様が与えてくださる真の平安について語ってくださいました。そして最後は「きよしこの夜」をチェロに合わせて会衆の皆さんで歌いました。救い主のご降誕と、恵みの時代の到来をともに歌うことができ、体中が歓びで満たされる思いでした。
こうして諸集会を振り返ってみると、その一つ一つに神様の豊かな恵みが注がれていたのだと改めて気づかされます。集われたすべての方々に、神様の豊かな祝福が必ずあると信じ、諸集会のために祈って下さった方々に、そして祈りに応えて下さる神様に、ただ感謝をお捧げいたします。(S.Y)