神のかたちに
創世記1:27
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
先週は「はじめに神が天と地を創造された。」という創世記1章1節の御言葉から、天地創造の神についてお話ししました。
神が、「光、あれ」と言われると、その通り光が出来ました。続いて神は、大空を、陸を、海を、また様々な生物を、御言葉をもって創造されました。そのように神は、天地万物を御言葉をもって創造されました。
最後に神は、人間を創造されました。ただ、人間は違う方法で創造されました。創世記1章27節に「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。」とあります。そうです。神は人間を、御言葉によってではなく、ご自身のかたちとして、大地のちりで形造られたのです。
一般的には、“人間はサルから進化した”と考えられています。いわゆる進化論です。学校でもそのように教えられ、私たちも、何の疑問も持たずにそう信じてきました。いや、そう信じさせられてきたと言うほうが正確かもしれません。けれども、聖書ははっきりと、人間は神がご自身のかたちに創造されたと言うのです。もし聖書が間違っているとするなら、これほど長く、またこれほど多くの人に聖書が読み継がれてきたはずはありません。聖書は、誤りのない神のことばであり、真理を私たちに伝えているのです。
それでは、神のかたちとは何でしょうか。私たち人間が神のかたちに創られているなら、神は人間のような形をしておられるのでしょうか。そうではありません。私たちが神のかたちに創られているとは、外形的なことではなく、内面のことを言っています。神様が私たちに語りかけてくだされば、私たちがそれに応答していくことができるし、私たちが神様に祈れば、神様はそれに応えてくださる、という豊かな交わりの中に私たちが生かされている、ということです。私たち人間は、そのように素晴らしい存在として、神様によって創造されているのです。
その意味で、人間にはほかの生物にはない尊厳があるのです。創造主なる神様に感謝しましょう。
教会では、毎週日曜日、午前10時半より礼拝を行っています。天地創造をされたまことの神様を礼拝しています。あなたも是非一度おいでください。