どうしたら自分の道をきよく保てるか
詩篇119:9
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
犯罪の低年齢化が叫ばれて、久しいです。10代の子どもたちが、いとも簡単に人を傷つけたり、命を奪ったりします。また性的にも乱れ、女子中高生が中絶手術を受けるために病院を訪れるということは、そう珍しくなくなってしまいました。若い人たちを囲む環境は、予想以上に過酷です。
どうしたら若い人たちが、道を踏み外さないで正しく歩んでいけるのでしょうか。旧約聖書の詩篇119篇9節に、こう書かれています。「どのようにして若い人は 自分の道を きよく保つことができるでしょうか。あなたのことばのとおりに 道を守ることです。」
自分の道をきよく保って進む秘訣は、御言葉に従って、御言葉を守るより他にないと言います。聖書は神様の御言葉です。御言葉は、私たちに対する神様の愛を伝えます。しかし、心を和ませる優しい御言葉だけではありません。中には、私たちの心の奥底にある罪を指摘する鋭い御言葉もあります。御言葉に従うとは、耳障りの善い柔らかいところだけ、自分の主義主張に合致するところだけに従うのではなく、耳の痛い、心がチクチク刺されるような御言葉でも、その通りに従うのです。
御言葉を謙虚に聞いていこうとすると、まず自分の罪が分かってきます。今まで罪と思っていなかった事、誰でもやっているような事も、実は神様の前に罪だった、ということに気がつきます。さらに今まで自分は良い人間だ思っていたが、実は神様の目に、なんと汚れた醜い存在であるかが分かってきます。
分かったらそのままにしてはおけません。一刻も早く手放したいと思います。そこで、神様の前に出て悔い改めるのです。神様に自分の全てを裸になってさらけ出すのです。そして、キリストの十字架を仰ぐのです。キリストが十字架で死なれたのは、他でもないこの私の罪のためだったと信じるのです。そうすれば、私たちの全ての罪は、キリストの十字架の血の故に赦されます。こうして私たちは、御言葉によって新しく生まれるのです。
これがキリストの救いです。私たちが、道を踏み外さないで真っ直ぐに歩んでいく秘訣は、御言葉に従うことだと言いましたが、御言葉に従うためには、まずこの救いをいただくことが大切です。はっきりと救いをいただいた人が、御言葉に従うことができるのであり、そういう人が、神様に喜ばれる正しい道を歩んでいくことができるのです。
あなたはいかがでしょうか。若い人に限りません。誰でも神様に喜ばれる聖い道を歩んでほしいと、神様は願っておられます。謙虚に自らの内を探ってみてください。
教会では、26日(日)午後3時より、森繁昇サマーコンサートを行います。今年はシンガーソングライターの森繁昇さんの歌に加えて、ジロー・国分さん、ジミィー・赤澤さん、村上裕二さんが多彩な弦楽器を奏でてくださいます。入場無料です。どなたでもお気軽にお越しください。