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2017.01.01|レポート

今年も主を仰いで

 

あけましておめでとうございます。新年に与えられた御言葉は、

「是(これ)は権勢(いきおい)に由(よ)らず能力(ちから)に由らず我(わが)霊に由るなり。」(ゼカリヤ4:6文語)と「『然(しか)り、われ速(すみや)かに到(いた)らん』アァメン、主イエスよ、来りたまえ。」(黙示録22:20文語)です。この年も主を仰いで前進していきましょう。

 

ほんとうのクリスマス

2016年12月、今年も私たちの教会ではクリスマスの諸集会が持たれました。

23日夜には、当教会で16回目となるベアンテ・ボーマン先生夫妻によるチェロコンサートが開催されました。会堂で間近に聴くチェロの生の音は、まるで聴く者の体と心を震わせるかのように響き、その音色に一曲目から会衆は魅了されます。クリスマス曲やガスパール・カサドの曲に加えて、「さくらさくら」といった日本の曲も演奏され、奥様のルリ子先生のピアノとチェロが織りなす豊かな音の世界に会衆は聴き入りました。

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合間には宣教師でもあるベアンテ先生のメッセージも織り込まれます。途中からはルリ子先生も加わって、イエス様の福音が力強く、時にはユーモアたっぷりに語られました。終演後、帰途につく方々の、コンサートの余韻をありありと残した良い表情が、何よりも、私たちが恵まれた時間を共有していたことを物語っていました。

24日夕には逆瀬川駅前でキャロリング、夜にはイブ礼拝が持たれました。キャロリングでは、足を止めて賛美歌を聴いて下さる方や、私たちの「メリークリスマス!」の呼びかけに笑顔で返して下さる方もおられ、感謝で寒さも忘れて、心から暖まる思いでした。

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イヴ礼拝では、照明が落とされ、ろうそくの灯りがほのかに会堂を照らす中、私たちの歌う賛美が捧げられ、そして祈りが捧げられました。

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トーンチャイムによる賛美も持たれ、その澄んだ美しい音色が会堂に響き渡ります。また「世の光として来られたキリスト」と題した牧師先生のメッセージでは、イエス様がクリスマスにご降誕された本当の意味が語られました。街の喧噪から離れ、穏やかな時間が流れる恵まれた礼拝でした。

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25日朝のクリスマス礼拝では、聖歌隊による特別賛美「O Holy Night」が捧げられ、アダン作曲によるこの美しい曲によって、キリスト生誕の歓びが高らかに歌い上げられました。

 

また「最高の献げ物」と題した牧師先生のメッセージでは、自分自身を主にお捧げし、そして恵みと祝福の生涯へと導かれる事が語られ、一同は心に励ましを受けました。会堂に用意した椅子が足りなくなるほど多くの方が来て下さったことは、本当に感謝でした。

今年もクリスマス諸集会を迎えるにあたって、私たちの多くの祈りが捧げられてきました。また聖歌隊とトーンチャイムの練習では、主に喜んでいただける心からの賛美をお捧げすることができますように、と毎回祈られてきました。そして主が祈りに応えて下さり、こうして諸集会を祝福して下さったことを心から感謝します。

このクリスマス期間は私たち教会員一人一人が、イエス様がこの世に来られた意味を改めて心に覚える期間でもありました。そして、集会に来ていただいた方々にも、メッセージと賛美と祈りを通して、本当のクリスマスを味わっていただけたことと思います。一人でも多くの方にクリスマスが祝われる本当の意味を知っていただきたいと願わされ、また主は必ず成して下さると信じてこれからも祈っていきたいと思います。(S.Y)