希望のダイヤル

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2016.10.22

いつも賛美が

詩篇34:1

こんにちは。ご機嫌いかがですか。

ダビデという昔のイスラエルの王が歌った詩の中に、このような言葉があります。「私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。」詩篇34篇1節のみ言葉です。

「あらゆる時に」ですから、楽しい時ばかりではなく、苦しい時も「私の口には、いつも、主への賛美がある。」と言うのです。実際、この詩を歌ったとき、ダビデは非常な苦境に立たされていました。彼は、自分の主君であるサウル王から、妬みのために命を狙われ、逃亡者となりました。そして、宿敵であるペリシテ人の陣地に逃れ落ちました。ダビデは、敵の目を欺くために、わざと気が狂った様を装いました。そうでもしなければ、自分の命を守ることができない、というところまで追い詰められたのです。こうして彼は、急場をしのぎました。その直後に歌ったのが、この詩篇です。

普通だったら、“神様、どうしてこんなことになるのでしょうか”とか、“主よ、あなたは私をお見捨てになったのですか”とか、神様に向かって文句を言いそうな状況です。しかし、おおよそ、賛美など出てこないような状況で、彼は「私はあらゆる時に主をほめたたえる。」と高らかに歌ったのです。なぜ、彼はそう言うことができたのでしょうか。強靭な精神力を持っていたからでも、立派な人格者だったからでもなく、真実な神様に全面的に信頼していたからです。

私たちも、神様に信頼していれば、どのような困難がやってきても、「私はあらゆる時に主をほめたたえる。」と言うことができます。神様への信頼は、どうしたら持つことができるでしょうか。

私たちは、神様の前に、みな等しく罪を犯しました。天地を創造されたまことの神様を知らず、自分勝手な道を歩んでいたのです。その罪のために、私たちは滅ぶべき者でした。そんな私たちを、神様は憐れんでくださり、御子イエス様を送ってくださいました。神の御子イエス様は、私たち罪人のために、十字架にかかって死んでくださいました。私たちが、自分の罪を悔い改め、イエス様の十字架を信じるなら、私たちは罪が赦され、救われます。この救いをいただいたら、私たちは真実な神様に信頼して歩んでいく者になります。そこから、「私の口には、いつも、主への賛美がある。」と言うことができる人生が始まります。

あなたも、周囲の状況や、目の前に起こってくる事に左右されずに、絶えず主に賛美をささげる歩みをしたいと思われませんか。イエス様の十字架を信じて、罪の赦しの救いをいただいてください。あなたの人生は変わります。

教会では、10月30日(日)午後4時より、工藤篤子賛美コンサートを開きます。“地中海ソプラノ”という明るくて深いソプラノで神の愛を歌いあげる工藤篤子さんと、流れるようなタッチでピアノを弾く野田常喜さんの、素敵なコラボレーションのコンサートです。入場無料です。お気軽にお越しください。お待ちしています。

 

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