光の勝利
ヨハネ1:5
こんにちは。ごきげんいかがですか。
ヨハネの福音書1章5節にこういう御言葉があります。「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」
今年1月に大地震に見舞われ、9月には豪雨に襲われて、二重の被害を受けられた能登半島地方の方々に、心からお見舞い申し上げます。命を落とされた方々のご遺族の上に、神様の慰めと癒しが与えられ、また一日も早く復興が進んで、日常生活を取り戻されますよう、お祈りいたします。
このような大災害に遭うと、希望を失い、心が真っ暗闇になります。光がない闇の状態は、私たちに不安と絶望をもたらします。この闇は、災害などの外側からもたらされるものに限りません。もっと深い闇があります。私たちの内側に潜む罪の力です。自己中心や傲慢や冷淡など、およそ神様が喜ばれない罪、それこそが最大の闇です。これはサタンが私たちに投げ込んできたものです。サタンは私たちを罪の闇の中にいつまでも閉じ込めておきたいと願います。私たちは、闇の中にいることにも気がつかないで、罪の奴隷になっています。その行く末は滅びです。
しかし、初めに私たちをご自身のかたちに創造してくださった神様は、私たちを闇から解放して光の中に移したいと願ってくださいました。そのために送ってくださったのがイエス・キリストです。キリストは、神様のもとから光としてこの世に遣わされて来られました。そして、私たちの罪を一身に背負って十字架にかかられ、血を流して死なれました。
このキリストを信じるなら、私たちは誰でも罪が赦され、救われます。罪の闇から解放されて、救いの光の中に移し変えられるのです。
闇の力は強力です。しかし、光なるキリストは、それよりもはるかに強いお方です。「闇はこれに打ち勝たなかった」、そうです、光なるキリストは、闇である罪に打ち勝たれたのです。十字架にかかって罪の力を滅ぼし、よみがえって死の力を滅ぼされたのです。
この勝利者である光なるキリストを信じましょう。罪を悔い改めて、キリストの十字架を信じて、罪の赦しをいただいて、光の中を歩む者にしていただきましょう。
教会では、10月27日(日)午後3時より、工藤篤子賛美コンサートを開きます。“地中海ソプラノ”で知られる工藤篤子さんの歌と、野田常喜さんのピアノをお楽しみいただきたいと思います。入場無料です。あなたのお越しを心からお待ちしています。