御言葉によって生きる
マタイ4:4
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。
私たちは、三度々々の食事をいただきます。恵まれた環境で、十分な食べ物が与えられていることは感謝すべきことです。世界には多くの飢えた人々がいるのですから。
食べる物が不足なくあれば、それで幸福でしょうか。最近まとめられた報告によりますと、日本における犯罪率は下がったということです。日本の治安が世界に誇れるほど良いと聞いたことがありますが、確かにそうかもしれません。しかし、私たちの周りでは、依然として詐欺や幼児・児童の虐待などが頻発しています。物質的には十分恵まれていながら、人間が良識を疑うような行動に出るのは、一体どうしたことでしょうか。大切なものが欠けているのです。神の御言葉によって与えられる真のいのちです。
キリストが荒野でサタンに試みられたときに、言われた言葉はよく知られています。「イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」マタイの福音書4章4節の御言葉です。
私たちを本当の意味で生かすのは、口からおなかに入る食物ではなく、魂に入る神の御言葉です。御言葉によって、自分の罪がわかり、キリストの十字架による救いがわかります。そして、信じて罪から救われ、内に永遠のいのちが与えられるのです。
罪と言いましたが、罪とは反社会的な犯罪のことだけではありません。それらは氷山の一角で、実は私たち全ての人間は、内に神に逆らう心の傾向を持っています。それが罪です。この罪を持ったままでは、私たちは永遠に滅びます。
そんな私たちが、滅びないでもいいように、神は御子キリストを十字架におかけになりました。キリストは私たちの身代わりに十字架で死なれました。私たちが、自分の罪を悔い改め、キリストの十字架がこの自分のためだったと信じるなら、すべての罪が赦され、私たちは救われます。そして、永遠のいのちをいただいて、神の御言葉に生かされる者になります。
あなたは永遠のいのちを持っておられますか。神の御言葉によって生かされておられますか。キリストの十字架の救いをいただいて、真のいのちにあふれる人生をお始めになってください。
教会では毎週日曜日、午前10時半より礼拝を行っています。礼拝は、どなたでも参加していただける開かれた集いです。お気軽にお越しください。