あなたは信じますか
ヨハネ11:25,26
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
毎年10月31日は、マルティン・ルターによる宗教改革を記念する日です。1517年のこの日、彼がヴィッテンベルク城教会の扉に95ヶ条の論題を打ちつけたことによって、ローマ・カトリック教会に対抗するプロテスタント運動が始まっていきました。彼は、”人は、信仰によってのみ、神の前に正しい者とされる”と説きました。これが、いわゆる”信仰義認”と呼ばれる、プロテスタント教会の土台となる教義です。
聖書に、イエス・キリストのこのような言葉が記されています、「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか」。これは、愛する家族を亡くした一人の女性におっしゃった言葉です。彼女は「あなたは…信じますか」と問われ、キリストを救い主と信じました。その信仰によって、キリストは、亡くなった家族をよみがえらせるという奇跡を行い、神の栄光を現されました。
しかし、私たちにとって、この言葉は死者のよみがえりよりももっと深い意味を持っています。私たちは、もともと神様によって創造され、神様と共に永遠に生きる存在でした。ところが、罪が入り、私たちは神様から遠く離れてしまいました。永遠に生きる命も失われ、私たちは滅びるものとなってしまいました。そんな私たちが滅びるのを神様は憐れんでくださり、神のひとり子キリストを私たちのところに遣わしてくださいました。キリストは、十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえってくださいました。これが、神様が私たちのために備えてくださった救いの方法でした。どんな人でも、自分の罪を悔い改め、十字架を信じ、キリストを救い主として信じるならば、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。まさに信仰によっていただくことのできる救いです。救われた者は、永遠の命が約束されます。肉体の命が終わりを迎えても、魂は神様のもとで永遠に生きることができるのです。
「あなたは…信じますか」と、キリストはあなたにも問うておられます。”信じます”とお答えして、キリストの救いを受け取っていただきたいと心から願います。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。