工藤篤子賛美コンサート開催
10月19日(日)午後4時より、工藤篤子賛美コンサートが開催されました。このコンサートは、2009年から始められて、今年で第5回を数えます。ドイツのハンブルグで生活しておられる工藤篤子さんは、毎年10月に帰国され、日本各地や東南アジアでコンサート活動を展開されますが、その最初のほうに、いつも当教会でのコンサートをスケジュールに入れてくださっています。
工藤さんは、「力の主を」「鳥の歌」「サラバンド(わが主イエスよ)」などの賛美を、お証しを織り交ぜながら、豊かな澄んだ地中海ソプラノで歌いあげ、90名の聴衆を深い感動に包みこんでくださいました。中でも、「よき力に守られて」を一同起立して歌ったのは圧巻でした(写真上)。この賛美は、ナチスに抵抗して処刑されたドイツの神学者・牧師ボンヘッファーが獄中で書いた詩をもとにして作られたものです。
ピアニストの野田常喜さんの「丘に立てる荒削りの」のソロ演奏も聴く者の心を打ちました(写真下)。
秋の深まりゆく中、心が豊かにされる賛美のひと時を神様が与えてくださったことを、心から感謝しました。